中国IT・ビジネス週報(2019年7月8日〜14日)
目次
・Huawei(ファーウェイ):HongMeng(鴻蒙)OSはIoTのために開発されたもので、Android OSは依然として最良の選択肢である
・Starbucks(スターバックス):中国・北京で世界初めてのネット注文・店舗受取サービス「Starbucks Now」コンセプトストアがOPEN
本文
・Huawei(ファーウェイ):HongMeng(鴻蒙)OSはIoTのために開発されたもので、Android OSは依然として最良の選択肢である
Huaweiの2018年サステイナビリティ・レポート(Huawei's 2018 Sustainability Report)で、梁華会長は「HongMeng(鴻蒙)OSはIoTのために開発されたもので、自動運転、遠隔医療などのシチュエーションで低レイテンシーを実現できるOSである。Android OSは依然として最良の選択肢である」と発言しました。
HongMeng(鴻蒙)OSはHuaweiが独自開発しているOSであり、GoogleがHuawei向けの取引を停止する動きに出たから直後に発表されました。
任正非CEOの仏メディアLe Pointのインタビューによると、HongMeng(鴻蒙)OSのエンドツーエンドでの処理遅延は5ms以下で、自動運転などのIoTに向いていることが明らかになりました。
そして、HongMeng(鴻蒙)OSは、Android OSを取って代わるつもりがなく、Android OSは依然として最良の選択肢であるとの考えが示されました。
・Starbucks(スターバックス):中国・北京で世界初めてのネット注文・店舗受取サービス「啡快™️(Starbucks Now)」コンセプトストアがOPEN
7月12日に、スターバックスは北京で「啡快™️(Starbucks Now)」コンセプトストアをオープンしました。その店では、2つの新しいサービスを提供しています。一つはネット注文・店舗受取サービス「啡快™️(Starbucks Now)」で、もう一つはデリバリー・サービス「专星送™」です。
実は今年6月に、スターバックスChinaは「デジタル・イノベーション」を新しい業務ユニットに設立しました。「啡快™️(Starbucks Now)」もそのサービスの一つで、今後もデジタル・イノベーションのサービスと商品を出す予定です。
参考資料
・36Kr:华为再次表态:鸿蒙系统为物联网开发,手机系统安卓仍是首选
(https://36kr.com/p/5224990)
・36Kr:星巴克开了全球首家“啡快”概念店,离瑞幸自提店不到20米
(https://36kr.com/p/5225317)
・Starbucks啡快™️:https://www.starbucks.com.cn/starbucks-now/
※Bloggerにも書きました。URL: https://mangosanpo.blogspot.com/2019/07/it20197814.html