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学年を落としてインター校に入ると「選択肢がひとつ減る」のは知っておいて欲しい
日本から留学する場合、多くのお子さんが英語力が足りない状態で編入しますが、学校によって「学年を落として受け入れる」場合があります。
これ、KL周辺ではよくある話らしく「1〜3歳、年の違う子がクラスにいるのは普通」なんだとか。
実はペナンの場合、ほとんどのインターで学年を落とすことは推奨しません。それは、
①学生ビザの取得年齢が18歳まで
②子どもの成長への影響
この二つが大きな理由です。特に①学生ビザの話はとても重要なので、セカンダリー(中高)から留学するお子さんや、将来的に高校卒業までマレーシアに残る、というご家庭には必ずご説明しています。
※ペナンの場合、学年を落として受け入れる学校は「段階を追って本来の学年へできる限り近づくこと」を目標にしています。また、親のMM2Hや就労ビザに付随するお子さんは、18歳を超えても在籍が可能です。
学年を落として入る生徒さんを咎める意図はなく、セカンダリー後の進学時に「選択肢がひとつ減る」という事実を知った上で判断していただくために、この記事を書いています。
①学生ビザの取得年齢が18歳まで
まず、マレーシアの学生ビザ(Student Pass)には、
1)幼稚園〜高校までの学生ビザ
2)カレッジ・大学など高等教育の学生ビザ
の2種類あります。(今回、2)については割愛します)
管轄の省庁や必要書類、対象年齢、申請方法も全く異なるので、「マレーシアの学生ビザ」という情報を目にした場合、どちらの学生ビザの話か?に留意する必要があります。(インター校の学生ビザは、州によって対象年齢も少し違います)
18歳までの何が問題なのか?
イギリス式インター校の場合、学年と年齢の関係は以下の通りです。
日本より1年早く小学1年生が始まるものの、大学入学の手前ではどちらも18歳となり、19歳になる歳で大学進学は日本と同様になります。
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