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エンバンメイズ 読後レビュー
ジャンル:ギャンブル系デスゲーム
評価(5段階評価):4
状態:完結(6巻)
※以下大いにネタバレなどを含む時があります。
▽内容
ダーツ勝負で無敗の主人公。
謎の施設で育てられ、都度都度特殊なルールのダーツ勝負を挑まれ戦っていく。
▽感想
漫画の感想の前に、前述にある自分の書いた漫画の内容についての感想。
備忘録であるため、この「内容」部分を見てこの作品に興味を持ってもらおうという意思がまるでないことに気づく。ないんですけどね。
さて本編、本作品は嘘喰いの方向性に似ているデスゲーム系のギャンブル漫画。作家の人柄の良さが滲み出ていて普通の感性の人が書いたデスゲームなのだなと思う。だがそれがいい。無理やり見開きとかの絵柄でやばいことを無理やりに伝えてきて少し滑っていても優しい目で見れる。
賭ケグルイとかは絵柄で勢い出してるけど頑張りすぎていて少し寒い。かつてへうげものでみた、力一杯を必死にしすぎて滑稽な徳川家康のように。阿吽像のように。
何故か賭ケグルイの話になっていた。。。
話を戻しエンバンメイズ。作家視点で殺したくない人は殺されず、良い奴は殺され方も調整されており、悪人ほどきつい負け方をするという点で不思議な安心感があって良いのである。
トリックという点においてはかなりわかりやすい部類に入るので読んでいる最中である程度展開の察しがつく。だがそれも含めていい感じである。誰にでも読みやすい。極端な評価にはなりにくい作品だろう。評価点は4。