トラウマの形も人それぞれ
こんにちは、マンガナイトの木嶋です。
先日マンガピットにて久々の主催イベント「トラウマンガ」会を開催しましたので、開催レポートをお送りします。
季節はハロウィンということで、今回のイベントはそれぞれの「トラウマになったマンガ=トラウマンガ」を持ち寄ってみんなで話す会。
会場はおなじみのマンガピットですが、営業時間を終えて貸切状態にして、スクリーンを下ろしてセット完了です。
当日の流れ
当日はこんな流れで進みました。
① マンガピットの紹介
② 自己紹介(自分のトラウマのカテゴリも紹介してもらいました)
③ トラウマンガの紹介(各自1つか2つずつ)
「① マンガピットの紹介」では、この場所がどういう施設で、なぜ今日のイベントを企画したのかの紹介を簡単にさせていただきました。
続いて、「② 自己紹介」。
ここでは、トラウマンガをみなさん考えてくる中で「こういうトラウマンガの傾向がある」をそれぞれ見つけていると思い、「どんなカテゴリが苦手か」を話してもらいました。「リアルにありそうな殺人シーン」だったり、「想像を超えた奇形が苦手」だったり自分のトラウマンガのカテゴリをみなさんから紹介いただき、共感したり"そんなカテゴリもあるのね"という発見をしたりの時間となりました。
トラウマンガのお披露目
そしていよいよ、「③ トラウマンガの紹介」タイム。
1つ1つのマンガが紹介されるたびに「わかるー」「僕も!」とか「意外~」と声が上がり、ホラーや怖い系のマンガを王道として、露骨な表現シーンを含むマンガも出てきたり。
そこで「なんでそれを?」と聞いてみると、「それを読んだ年齢にしては衝撃的(父親が読んでいて読んでみた多し)」「男子に見せられたシチュエーション」など背景がわかると共感しやすいところもあったり。
あと、想像の範囲を超えた奇形やうぞうぞした感じ、自分も同じ経験をした、社会問題として読んでてつらい、はいあがれなくなるみたいなパターンもあって、「そういうトラウマもあるか」と発見の多い時間になりました。
意外だったのは、名探偵コナンやアオアシ、BLUE GIANTみたいな「みんな好きなのでは」と思えるマンガでも、シーンや見方によっては先が読めなくなったり、うまくいきすぎていて「あなたはいいよね」的に嫌悪感を感じてしまうケースもあるとのこと。
人の価値観は本当にいろいろですね。マンガを通して人を知る、そんな会でもありました。
紹介されたマンガ
紹介されたマンガリストがこちら。
怖いものみたさやトラウマ知りたさに読んでみたいようなみたくないような。よかったら参考にしてみてください。
(プロジェクターで映しながら進行してたら、露骨な表現としてセーフモードが勝手にかかるシーンとかもありましたので検索の際はご注意ください)
<紹介されたマンガ>
名探偵コナン / 地獄先生ぬ~べ~ / ブラック・ジャック / 火の鳥 / 浮浪雲 / どろろ / まじかる☆タルるートくん / 浦安鉄筋家族 / 蟲姫 / うずまき / アオアシ / 二月の勝者 / BLUE GIANT / こどものおもちゃ / ぼくらの / とんかつDJアゲ太郎 / ゲロゲロプースカ / 人間仮免中 / よんでますよ、アザゼルさん。 / SOIL / Happy! / 四丁目の夕日 / 明日、私は誰かのカノジョ
<シリーズ・作家>
問題提起作品集 / ビッグコミックス フロントライン / すえのぶけいこ / 伊藤潤二 / 御茶漬海苔 / 犬木加奈子 / 日野日出志
今後のイベントについて
こんな感じで、これから月イチで何かしらテーマを決めてマンガの話をする会をしていければと考えていますので、興味のある方はぜひフラッと自分の知らないマンガの話を仕入れに来てください。^^
次は11/21(火) 18:45~20:30まで、「ヒーローキャラを語る」会です。
同じくマンガピットにて予定しています。告知は準備ができたらしていきますので、お申込みをお待ちしています。あぁ怖かったそして面白かった~。
ご参加のみなさん、どうもありがとうございました!^^
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