七日目 令和元年五月五日 十一時頃
東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。七日目 令和元年五月五日 十一時頃。駿河國 府中宿。
街道脇のスーパーマーケットの甘夏。季節の色は目を楽しませてくれる。
軒下に巨大なロケット花火が吊るしてあった。この先の草薙神社では毎年九月に「龍勢煙火」という花火大会が行われるらしい。その時に飛ばした花火であろう。
草薙神社の大鳥居とその許に立つ社標。社標は元禄十二年(1699)十一月に建立。「此奥有草薙大明神」「従是草薙大明神??道」と楷書で書かれた面と「是(これ)よ里(り)くさなき大明神の道」と行書で書かれた面がある。楷書と行書(くずし字)との併記は、江戸時代の道標の典型。
草薙一里塚跡。どういう意味か分からぬが、大金玉の狸が鎮座まします。高さ十尺(3.3m)。重さ百三十三貫(500kg)。
追分羊羹本店。駿河三大名物の一つ。定休日だった。土産物として宅配便で送るために東海道から少し外れたところにある年中無休の支店まで歩いて行った。こういう時、膝栗毛旅は不便だ。
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