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五日目 令和元年五月三日 十五時頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。五日目 令和元年五月三日 十五時頃。遠江國 菊川から金谷宿へ。

 菊川坂。長い坂は左の細い道(矢印)に続き、アスファルトから江戸時代の本格的な石畳になる。

 こちらのこの石畳は、平成十二年の発掘調査により確認されたものらしい。江戸時代後期に作られたという。160m残っている。

 お茶工場の即売所。前回、前々回ともここで試供品の新茶を飲む。そしてお茶を買った。お土産は荷物になるので買わないようにしている。買っても宅配便で送って持ち歩かない。お茶は軽いので持ち歩いた。この工場の対面には諏訪原城跡があって、その遺構は大変興味深いのだが、前回前々回とじっくり見ているので今回は素通りした。

 アスファルトの道から再び石畳へ。こちらの石畳は平成三年に町民によって復元されたものである。430mあるらしい。三十年ぐらい経って程よくなったのか往時を忍ばせる。

 すべらず地蔵尊。ここでお参りしておけば、道中の石畳などで滑らないご利益がある、というものだったか。受験生の願掛け絵馬が沢山ある。平成五年の建立

 復元された金谷坂の石畳の説明看板。「平成の道普請」と言われたそうである。

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