
六日目 令和元年五月四日 十ニ時十五分頃

東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。六日目 令和元年五月四日 十ニ時十五分頃。駿河國 岡部宿。
往時の雰囲気をそのまま残す道。
延命地蔵堂跡。「蔦紅葉宇都谷峠」という芝居の『文弥殺し』の舞台らしい。
地蔵堂の遺構の石垣とその説明。
道の真ん中にあった謎の物体。一体これは何か。最初、見つけた時はアイスクリームかと思った。こんなところをアイスを食べながら歩く不束者がいるのかと思いながら近づいてみるとぜんぜん違う。塩でもない。どうなるかわからないので触らなかった。きのこの類か。昔は、こういうのが街道の妖怪になったのだろう。
峠の東側の入口。前回の膝栗毛ではこの辺りで、西に向かう御婦人二人に峠の様子はどんな感じかと話しかけられた。今回は何もなくとぼとぼと東の丸子宿に向かった。