十三日目 令和元年五月十一日 十二時半頃
東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。十三日目 令和元年五月十一日 十二時半頃。武蔵國。品川宿。
【上段左】海晏寺 鮫洲正観世音菩薩道標。左は贈太政大臣岩倉公御墓参拝道。
【上段中】海晏寺道標の土台石に見られる盃状穴。岩倉公の方は明治十九年(1886)なので、盃状穴はない。海晏寺は天保二年(1831)。
【上段右】銅板葺き塀の家。2024年現在、現存せず。
【中段左】品川寺(ほんせんじ)。
【中段中】品川寺銅造地蔵菩薩坐像。
【中段右】東海七福神。いい感じを醸し出している。
【下段左】品川寺境内の宝篋印塔。亀の上に載っている。亀の台座のことを「亀趺(きふ)」と言う。
【下段中】宝篋印塔の台座に見られる盃状穴。
【下段右】御油の松。御油の松並木を通過したのは十日前。