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四日目 令和元年五月二日 十ニ時頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。四日目 令和元年五月二日 十ニ時頃。遠江國 舞坂宿。

 見附石垣跡。舞坂宿の東端。人馬の出入りの監視する場所であった。石は本物かもしれないが、石垣はコンクリートで固めてあるので復元だ。

 松並木。これも後世のもの。昭和十三年に植えられたらしい。

 東本徳寺。裕福な寺につきものの大きなソテツ。

 馬郡観音堂バス停前の街道脇の家。左側は店になっている。古い懐かしい店。どんどんなくなっている。屋号は「やませ」。

 麦飯長者跡。ここに小野田五郎兵衛という長者がいて、明治維新の頃まで街道を行き交う人々に湯茶を接待し、腹を空かした者には麦飯を食べさせていたという。

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