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東海道中有松日本橋 新々膝栗毛 初日。
東海道から外れて、岡崎 松應寺に立ち寄る。この寺の境内には家屋や店舗が軒を連ねており、独特な雰囲気を醸し出している。また店舗には木製のアーケードが作られており、碍子を使用した配電線が残っているところを見ると五十年以上前からあるアーケードではないかと推測する。
この松應寺には徳川家康の父君 松平広忠が眠る墓がある。廟所を囲む土塀が長年の風雨に晒された結果、ボロボロになってしまっていた。よくもまぁ、こうなるまで放っておいたものだが、一念発起して修繕することにしたらしい。小さな息子とキャッチボールをしていた住職に話を伺うと、三年かけて直すと言う。
左下写真のブルーシートがかぶせてある構造物は土塀の試作とのこと。ここで試しながら本番工事も進めていくという寸法らしい。最終的にはここで漆喰まで塗って本番と全く同じ壁を作るそうだ。信長塀のように瓦を入れることしないのですか、と尋ねたところ壁土に異質なものを入れると崩れやすくなるという専門家の意見があるので、単一材料で構成するとのことだった。熱膨張係数の差の効果なのだろうか。
少ないながらも寄進をしてきた。
詳細な場所 https://goo.gl/maps/tLHYW2YM3KeKRYpQ9