十二日目 令和元年五月十日 九時半頃
東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。十二日目 令和元年五月十日 九時半頃。相模國。藤沢宿。
【上段左、中】牡丹餅茶屋跡。東海道分間絵図 第一帖にこの牡丹餅茶屋が記載されている。
ぼ(本)た(多)もちちや屋
此へんふか(可)き砂地
風に(爾)て砂ふき上候(合字)ゆへ
時々道か(可)ハる
子共中か(可)へりいたし
申候
最後の「子ども中かへり」は、旅行く人に地元の子どもが宙返りをして見世物にしていたようだ。
【上段右、中段左】旧街道の痕跡。忠実に歩く。
【中段中】街道の名残。
【中段右】庚申塔。三猿は付き物。寛文十年(1670)建立。
【下段左、中】大山不動尊への大山道と東海道との追分に建てられていた道標。
【下段右】おしゃれ地蔵。道祖神だが、地蔵と呼ばれている。白粉と紅が絶えないらしい。
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