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五日目 令和元年五月三日 十六時四十五分頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。五日目 令和元年五月三日 十六時四十五分頃。遠江國 金谷宿から駿河國 島田宿へ。

 大井川橋竣工は昭和三年。戦前ではトラスト橋として最大級の道路橋であるらしい。

 島田宿側の川越し場跡の説明看板

 せぎ(堰)跡。増水時に溝に板をはめて食い止めた。金谷側にはなかった。こちらのほうが低いのか。

 番宿。銭形平次で悪党が必ず崩す手桶が乗った水桶があるが、本当に当時こういう物が置いてあったのか。雰囲気作りではないか。

 上段の間が現存する塚本家。上段の間とは身分の高い者を迎えるために一段高くなっている座敷である。江戸時代の大名の宿泊施設がそのまま残っている。

 甘露の井戸水。暑い時の歩行旅人にとってこういう井戸は本当に助かる。遠慮なく頂く。水源は大井川の伏流水らしい。甘露の名前は、昭和の初めにこの辺りにあった甘露亭と言う料亭から。

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