ガッツの佐藤くん(16ページ)
「少年キング」に投稿した作品ですが、最終候補に残っただけのギャグマンガであり、もちろん未掲載です。
ギャグマンガは特にですが、流行の話題のネタや言葉・受けている笑いのツボなどが当時そのものであり、今になって見返すと古臭さを感じてしまいます。
絵柄の問題よりも使われるセリフの言い回しから、当時のファッションも時代の流行が出てきてしまうものなのです。
当時の風俗を知る教養素材として考えれば興味深いものですが、どこが面白いのか今の人には分からないと思います。
ちなみに「リーゼント」「つなぎ」「ダウンタウン・ブギウギバンド」「学生時代の麻雀の流行」「ガッツ石松」「がきデカ」など、自分の生活に密着していたはずなのです。
今流行のマンガを20〜30年後に読み直すと、古すぎて通用しない時代になるに決まってるものなのです。
まあ、最終候補までには進むけれど、賞に入らずデビューもできない作品とはどういうものなのか、確認してみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?