⑦シン・マンガのマンガ／マンガ表現研究編「自分が楽しく描けた」という２通りの考え方

「楽しく描けたマンガ」は、完成度が高いものです。

研究No.7／「自分が楽しく描けた」という意味には２通りの考え方がある

マンガを描く時に大切なことは「自分が面白いと思う事を描く事、楽しんで描く事」とツイートし続けてきました。

さらに「面白いと思うマンガを描くことは大切だけれども、面白いと思う事が適切に伝えられるように描けている事が重要」ともツイートしてきました。

「楽しんでマンガを描く事が重要」だけでは誤解される恐れがあったから、必ず追加してツイートをしていたのだろうと思います。

ある日フッと気になったのですが「マンガを描いて面白い、楽しい」とは「私（かとう）にとって具体的にどういう事なのか」という点が疑問だったのです。

自分の過去を思い出していた時に「こういう事かも・・・」と気付いてツイートしました。

以下がそれです。

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「良いマンガを描かなくちゃ！」
「このままじゃダメだ、良い作品を作らなくちゃ！」
「なんとかしなくちゃ！」って無理する時は、ロクな作品が描けないケースが多かったのです。
頑張って描こうとしている時、たいした作品にはならな事がほとんどでした。

投稿して入賞したマンガは、投稿したことさえ忘れていた作品だった事がほとんどでした。