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ぼくの持ち物(ALL GOOD FLOWERSのボールペン)

東京の青山にある素敵花屋さんALL GOOD FLOWERSのオリジナルボールペン。

先端を捻るとペン先が出たり隠れたりする。
手持ち部分の中にオイルが入っていて、傾けると中の絵が動いて楽しい。

こういうのを「フローティングボールペン」というのだと初めて知った。昔持っていたペンも同じような仕組みで、
「この中の水は明らかに水ではない速度でウノウノと動くが一体この液体は何なんだ。。」
としばらく眺めていた。
眺めていたってそれが何なのか分かるわけでもないし、液体を光に透かしてみたり、降ってみたりと無駄な試行錯誤を重ねてそのうちに飽きたりする。

今では大人になって「この中の液体は何なのだろう。。」と気にすることも無くなったが、そうした好奇心が少し減っているのかも。と気づかせてくれたこのペンはやはり購入して良かったと思う。

無くしてしまうと悲しいので、このペンは家用として机のペン立てに置いてある。
たまに描くものがなくても「そういえば」と思い出してふと縦にしたり横にしたりして謎の液体がゆっくり落ちるのを確かめて、よしよしこいつはまだまだいけるな。と寿命を確認したりするのだ。
(オイルが機能することとペン自体のインクがあるかどうかはもちろん関係無いので、この行為は何の確認にもなっていない)

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