manent マナン

2016.10-2023.10/22(解散済) 幽霊のような人間の、実像のある、走馬灯のような音楽。

manent マナン

2016.10-2023.10/22(解散済) 幽霊のような人間の、実像のある、走馬灯のような音楽。

最近の記事

about manent 2016-2023 Oct.

manent 2016~2023 ※以下の文章は、manentのベーシスト藤井によるものであり、ギターボーカル高畠翔によるモノではありませんので、あらかじめご了承ください。 ◆はじめに  本稿は、2016年秋(10月)に結成され、2023年10月22日に解散するmanent(マナン)というバンドの始まりから終わりまで、およそ7年間をアーカイブする目的で取り組んだレポートです。 「Verba volant, scripta manent /言葉は飛び去るが、書かれた文字

    • manentからのお知らせ

      • あて

        私宛ではない手紙が 瓶に詰められて岸辺に届く 拾ってきて、勝手に読むと 優しい言葉で賛辞と期待が書かれている 勝手に、うれしくなった 本来届くべきひとに ファックスを送った しかし返事はない 電話をかけた 電話に出た けれど 手紙に対して返事はない 約束をして会いに行った たわいのない会話をした いつの日か 「ずっと光を編みつづけたい!」 深夜そうはっきり口にした彼は もうそこにはいなかった この物語の続きが良いものでありますように そう願いながら 渚にたくさんの瓶

        • 反芻

          庭先で母が笑っている。 爽やかな風が木々を揺らし、葉が落ちてゆく。 母の前へ。母の顔は見えなくなった。 葉が通り過ぎ、顔が見えるようになったが、どうしても母には見えなくなった。 若く、小綺麗な女。 不意に、自分が誰なのか分からなくなった。ここはどこなのか。 女は笑っていた。 女は、笑っていた。

          歩行者

          危険な青信号を渡る人たちが、僕の前を平行に通り過ぎてゆく。                老人が親子を轢き殺したのは昨日のことだった。             死が日常を踊っている、警鐘をダンスミュージックに変えて。      今を生きるのではなく、今日を生きるために生活を送るようになると、  祈る暇もなく時間が過ぎてゆく。 ここでは愚かであることが正義らしい。罪を渡るためには 世界が少しずつズレていく 時計の針の音が次の1秒を告げるまでの世界 そこに僕たちの住処がある

          2019.3.15「 L 」ライブレポート by 岡嶋夏子

          (manent初の自主企画「 L 」のライブレポートの二本目です。今回の執筆者は岡嶋夏子さんです。滅多にライブに足を運ばない方の視点で、3月15日を総括したレポートになっていますので、読んでみてください!)  ライブハウスに来たのは今回で三度目になる。ライブレポートを書かないかと誘われた時、嬉しさ反面、ほんとうに私で大丈夫か、と尋ねたがったがけっきょく聞けなかった。 「思ったこと、感じたことを書いて欲しい」  今回の企画主催者であるmanentベースの藤井くんが言った言葉だ

          2019.3.15「 L 」ライブレポート by 岡嶋夏子

          2019.3.15「 L 」ライブレポート by 大滝のぐれ

          (こちらは2019年3月15日に行われたmanent初の自主企画「 L 」のライブレポートです。今回の執筆者は大滝のぐれさんです。丁寧に当日の様子を切り取り表現した文章になっておりますので、お楽しみください。)  初めまして。大滝のぐれというものです。普段はチョコミントとうんこに翻弄されたり、顔を取り外したり、好きな人のゲロを見るためにあの手この手で嘔吐させようとしたりするような小説を書いています。  このたびベースの藤井くんにお誘いいただき、去る3月15日に開催されました

          2019.3.15「 L 」ライブレポート by 大滝のぐれ

          光の影

          3/15 「 L 」をもってドラマーの稲田充宏が脱退しました。それに伴い、manentは一旦ライブ活動を休止します 。 2017年4月にmanentに加入してから2年間、彼はバンドを一番後ろから支えてきてくれました。彼は非力で、僕らも非力で、それでも何かに抗うように毎回精一杯ライブをやってきました。各々が各々の欠点を補うようにしてこれまでやってきたように感じていましたが、全てを補うにはまだまだ何もかもが足りなかった。でも形あるものはいつか無くなるし、人は永遠に足りることはな

          about 2019.3.15〜3.16

          ※各バンドの音源に飛べるようにリンクを埋め込みました。ぜひご覧ください!  manentのt(ツイッターのtかもしれない)と字間の余白を担当しています。ベースの藤井です。  徒然なるままに由無しごとを書くのが好きなのですが、思うところがあって、今回、初めてnoteへ記事をあげてみることにしました。  皆さんの記憶にあるのかどうかはわかりませんが、今回の企画に際しての企画として、「 L 」のライブレポートというものがあり、友人3名にライターを頼みました。  その手前、企画

          about 2019.3.15〜3.16

          「 L 」によせて

          3/15 manent初めての自主企画を開催する。 場所は大塚Hearts+。Heartsに初めて出たのは去年の8月、Tokyo Music Riseというコンテストに応募した時の予選会場がここだった。広くてステージが高く、地元のライブハウスと少し似ていた。予選の後、Heartsの田中さんに「サーキットイベントに興味ある?」と聞かれ、「あります!」と即答した。それまでmanentはサーキットイベントに出たことがなかったから誘っていただいてすごく嬉しかった。 1ヶ月後、He

          「 L 」によせて

          初めての自主企画3.15まであと1週間

          3/15 (Fri) manent 初の自主企画 「 L 」 at 大塚Hearts+ act) Chaton on the Note kasa. 向こう側 manent food. 宮田食堂 open/start 18:00/18:30 ticket ¥1200 +2D タイムテーブルはこちら。 僕らが現体制になって約二年の間に出会った、本当にかっこいいバンドを呼んだ4マンライブ。全バンド35分のロングセットです。 我々manent3人の集大成と

          初めての自主企画3.15まであと1週間

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          manent 散弾が外れたら(LIVE)

          manent Gt.Vo Sho takabatake Bass Naoto fujii Drums Michihiro inada Director: シカワ(https://twitter.com/sika_osiwa) camera: シカワ(https://twitter.com/sika_osiwa) かんだまゆこ(https://twitter.com/1mayukan2) ----------------------------------------­­---- あぁ 雨だ 誰かが 言った あぁ それで 全て 終わった 僕ら 笑う 嫌う 交わす 言葉 もなく 進む 空 高く 晴れ 僕は なぜか それを失う どこか遠くへ 遠くへ 行きたい どこか遠くへ 遠くへ 行きたくなる S.S.SOS. S.S.SOS.S.S.SOS.S,S.SOS S.S.SOS.S.S.SOS.S.S.SOS.S.S.SOS ----------------------------------------­­---- HP: http://manent-info.tumblr.com twitter: https://twitter.com/manent_info

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          manent 白い日(MV)

          manent Gt.Vo Sho takabatake Bass Naoto fujii Drums Michihiro inada Directer:Aranami Director of Photography:Tetsuya Shiota Assistant:Kanako Nishimura cast : manent lyrics --------------------------------------------------------------- おとぎ話で夢を見ることも 機械のように振る舞うこともできず 遠い祖国を思い出すたびに 身体のない誰かの影がよぎる ふとした時に顔を出す獣 悪のその先で何度も手招きする 魂が欲しいどんなものでもいい 白い日の中で飛べない 羽のない鳥を見つめてた 僕たちは埋まらないから舐めあって  いつまでも他人の愛に焦がれた 透明は宇宙の中で手をふって そして僕たちは 窓に手をかざし続けた 夏のその中で息絶える心 うだる暑さのその中で 僕は八日目の蝉だった いつだって 僕たちはどこか遠くへ 抜け出して 自由と愛を欲しがった どこへでも 行けるような気がしていた どこだって 行けるような気がしていた だけだった --------------------------------------------------------------- HP: http://manent-info.tumblr.com twitter :https://twitter.com/manent_info

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          manent 水際の夢(LIVE)

          HP: http://manent-info.tumblr.com twitter: https://twitter.com/manent_info

          manent 水際の夢(LIVE)

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          manent 予感(MV)

          manent Gt.Vo Sho takabatake Bass Naoto fujii Drums Michihiro inada Director : Yusuke Sakurai (https://www.instagram.com/csk_cmyk/) camera : Ryoma Shomura (https://www.instagram.com/vietnamfine...) cast : Yumi fukaya 2017年12月リリース ep 「宇宙の中で手をふって」より-予感-のMVを公開。 lyrics -------------------------------------- 触れた 手のひらを そっと 夜に返す 綺麗な 君の目の 裏を 照らす月 何かが 何かが 離れて  しまいそうで 何かが 何かが 変わって しまいそうで 冷たい 雪の上を 歩く 音だけが 僕らを 包んでる やがて 汽車が来る 何かが 何かが 離れて しまいそうで 何かが 何かが 崩れて しまいそうで 応答してくれよ 君の目の裏の月明かり 想像してくれよ 夜に返した手のひら -------------------------------------- manent HP (http://manent-info.tumblr.com) twitter (https://twitter.com/manent_info)

          manent 予感(MV)

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