こどもの情景3

転校した小学一年の男の子が、新しい学校から帰宅して言った。
「前の学校と同じ名前の先生がいた」。
ママが「なんていう名前の先生?」と聞いた。
「キョウトウ先生」。


誕生プレゼントが待ち遠しい5歳の男の子。
誕生日が近づき、毎朝起きては「今日はお誕生日?」と聞く。
ママが「あと1回寝たらよ」と答えると、「じゃあもう1回寝てくる」と
ベッドに戻って行った。

「買うの反対語は?」
こどもの答え、「見るだけ」「がまんする」。

「カエルの子は(    )」の空欄に言葉を入れる国語の問題。
小学生の娘は「オタマジャクシ」と書いた。答えは✖だった。
理科の問題なら〇だったかもしれない。

小学1年の娘が言った。
「きょう、給食でカバ焼きを食べたの」
「何のかば焼き?」
「わからない」
「どんな味だった?」
「うーん、カバの味がした」。

小学生の弟は、トイレに入っているときにノックをされると、
いつも「どうぞ」と答える。

夜店でカメが売られていた。
子供「ねえパパ、カメ買ってよ」
父「すぐに死んしまうからだめ」
子供「カメは長生きで万年生きるよ」
父「だめ。あのカメはもう9999歳だから」

うちの息子は父親のことを「パパッチ」、母親のことを「ママッチ」と呼ぶ。おばあちゃんは嫌がっている。「ババッチ」と呼ばれるから。

国語のテストで「ねんごろ」という言葉を使って短文を作る問題が出た。
友人は「1600ねんごろ、江戸時代が始まった」と答えた。
先生は〇をくれたそうだ。

先生「はげますの過去形は?」
生徒「はげた」

問題「フランシスコ=ザビエルは何人か」
友人は「1人」と答えたそうだ。

小学4年の息子が受けた国語のテスト問題。
「もう…してしまった。」を使って例文を作りなさい。
息子の答え「もうしわけないことをしてしまった。」
先生の採点は△だった。〇やろ、普通。

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