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老人の情景

伝次郎と良子の二人はどちらも80歳を超えた老人だった。
伝次郎は数年前に妻を亡くし、
良子もまた、10年前に夫を亡くしていた。
二人はサイトで知り合い、近隣なので会うことにした。
だんだん親密になって、1年が過ぎるころ、
伝次郎は、意を決して良子に伝えた。
伝次郎「私と結婚してくれないか?」
良子「ええ喜んで!!」
そして二人は永遠の愛を誓った。
ところが、翌朝、伝次郎は良子の返事がどうだったのか、
はっきり思い出せなくなっていた。
そこで、伝次郎は良子に電話をした。
伝次郎「良子さん、昨日、私は君に結婚を申し込んだけど、返事はどうだったかな? どうしても思い出せなくて」
良子「電話してくれてありがとう、伝次郎さん!昨日、誰かからプロポーズされたんだけど、誰だったか思い出せなくて困っていたの。」

バスの運転手に「次の信号を左に曲がって下さい」と頼んでいるおばあちゃんがいた。

タバコ屋のおじいさんに「○○へ行きたいんですけど…」と言って道を聞いた。おじいさんは「どうぞ、いいですよ。行って下さい」と言った。

痔が治ったそうで、おじいちゃんが嬉しそうに言った。
「これがほんとのジ・エンドじゃ」

子どもが生まれたとき、おばあちゃんから「お祝いは何がいい」と聞かれた。妻は「ミキハウスの子ども服がいい!」と答えた。
数日して届いた子ども服は「ミッキーマウス」のトレーナーだった。

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