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社会人初日のできごと

大学時代、mixiを通じて出会った社会人達はいつも楽しそうでキラキラしていた。

私も早く社会人になり、

お金を稼いで欲しいもの買い、

一人暮らしをしたい。

色んな夢を抱き、大学卒業後は卒論に関係していた保育園に就職した。

管理栄養士の募集枠が少なく、募集がかかると殺到することを知り、地元の私立保育園1つ1つに電話をかけた。

その中で1箇所だけ、大学の先生と知り合いという縁があり見学においでと言われた。

見学後は形だけのテストを受け、雇ってもらうことになった。

給料やボーナスなど待遇を何も聞かず…


可愛い子供ばかりに囲まれるお仕事につけただけで幸せだった。


ただ、そこから始まったのは今まで出会った事のない人達の集まりに怯える日々だった。


初日の更衣室で着替えている時、

「ここの保育園、早く潰れないかな?爆弾とか落ちてこればいいのに。」

「子どもは可愛いけど、上司は死ねばいいのに。」



子ども達の前では猫なで声なのにもかかわらず、そんな言葉を淡々と話す保育士達と働くことに恐怖を感じた。

暗黒時代へつづく

からすねこ。

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