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「キツネノテブクロの咲く頃に・外伝」アイラと鏡工房のお客さま(3)


あらすじ・第1話https://note.com/maneki_komaneko/n/n6e4ebdef1b6b

前回→<外伝2>アイラと鏡工房のお客さま(2)
**記事の終わりに目次があります。**

はじめに、お知らせです。
前回(2)の最後に「つづく→(3)・最終話」と書いていたのですが、推敲中に文字数大幅増になってしまったため悩んだ末、(3)と(4)で記事分けすることにしました。
なのでこの回(3)は、最終回ではありません……。
長くなってしまってすみません、もう少しだけお付き合いください。

ではでは、ごゆっくりどうぞ~。

*********


キツネノテブクロの咲く頃に・外伝

<外伝2>アイラと鏡工房のお客さま(3)

(約7000字)

 『聖魔の森』の中心部にある、『月迎えの滝』。
 その、滝が落ちる理由となっている崖の中程、比較的幅のある大きな出っ張りの上でアイラは、岩の間から生えた木にしがみついたままで……いま起きている事態を、どうにか把握しようとしていた。

 アイラは、まっすぐに滝つぼを目指す、ひと筋の白い瀑布を背にしている。滝の音と、滝の水気に巻かれるほどの距離、だがいまのアイラは、そちらに注意を向けることが出来ない。

 アイラの、視線の先。
 ついさっきまでアイラも世話になっていた、崖の三分の一くらいの高さにある、出っ張りの上にいるのは。

 黒ずんだ、血らしき体液を流しながら、アイラのほうを見上げる……魔妖、ウロコイノシシ。

 あの巨体がどうやって崖を登ったのかと、思案する間は、数秒もなかった。
 アイラの目の前で、ウロコシノシシが見事な跳躍を見せ……アイラのいる出っ張りに飛び乗り、崖全体を衝撃で揺らす。

 嘘、でしょ……そんな、身軽だなんて。
 そういう見た目じゃあ、ないじゃない……。

 アイラは樹にしがみついて、その衝撃と揺れに耐える。足元を支える出っ張りが砕けなかったのは、いいことなのか、悪いことなのか。
 そのときふと、腰に帯びているハンマーの存在を思い出し、しかしすぐに、浮かんだ考えを却下した。こんな敏捷びんしょうさを見せる奴に、素人のハンマーが当たるとは思えない。仮に当てられたとしても、奴になにかしらのダメージを負わせる可能性なんて、これっぽちもない。

 アイラの足だと四、五歩くらいの距離にいる、奴の鼻息が荒い。二本の長い牙をのぞかせる口、そこから漏れてくる、吐き気をもよおす臭気が、こちらまで漂ってくる。

 この気持ち悪さから、少しでも逃れたい。
 けれどいま、そこから顔を背けることは、絶対に出来ない。
 
「……目をそらさない、ちゃんと怖がる、しっかり逃げる」

 自分の耳にも届かない音量で、アイラはそれをもう一度、なにかの呪文のように唱える。

 そう。絶対に、目をそらしちゃだめ。
 そらしてしまったら……たぶん、それでおしまいだ。

 横向きに生えている樹につかまりながら、アイラはじりじりと後退する。アイラの足先の感覚が少しして、足元の出っ張りがなくなったことを教えてくる。アイラは躊躇ちゅうちょせず、ウロコイノシシから目をそらさないまま、樹をまたいだ。

 滝の落ちる音が、さっきよりも近くなる。樹は滝に向かって張り出していて、アイラはまたがった体勢で、足に当たる枝葉を上手く避けながら後ずさり、樹の下には、もうすっかり足場はない。ウロコイノシシもさすがに足場を気にしてか動きは鈍く、だが、じりじりと近寄ってくる。跨った樹が細くなってゆき、ミシリ、と嫌な音を立てはじめたところで、アイラは片手で腰のハンマーのベルトを外した。これで少しでも軽くなれば、時間が稼げる、かも……。

 時間差でボチャン、という音が、滝の落ちる音に紛れて、かすかに聞こえてきた。

 つまり。
 ここはいま、滝つぼの真上だということだ。

 『月迎えの滝』の滝つぼは、底なし。
 沈めば、まず上がっては来られない。

 そんな話を幼い頃から聞いているアイラとしては、滝つぼへの落下はぜひとも避けたい。
 しかもアイラは、泳げないのだ。

 けれど、この……底なしの滝つぼかウロコイノシシかの、どちらかに呑まれるという、二択なら? どっちも嫌だけど、どっちかっていうと、滝? 必死に水をかけばもしかしたら、どうにかなるかもしれない、し……。

 そのとき、突然。
 ウロコイノシシの体にダーンッ、と、なにかが落ちた。

 衝撃に一瞬目を細めたアイラは、目の前の光景に目を見開いた。

 奴の首元に、深々と突き刺さった長剣。
 そして、その剣に手をかけている、ほとんど真っ逆さまな体勢の……ディア!

 ディアが奴の胴体を足蹴にすると、奴の巨体がよろめいて崖から離れ、ディアとともに崖下へ落ちてゆく。ドーンッ、という音とともにディアがひらりと飛び退いたのが見え、ディアは抜いた剣を、もう一度ウロコイノシシの首に突き立てた。
 ウロコイノシシの体がビクリ、と跳ね……遠目にも、動かなくなり。

 助かった……の、かな?
 アイラがそう思った瞬間、跨っている樹がミシミシとしなり、アイラの手元で裂けた。

 折れた細い幹とともに、アイラの体が宙に投げ出され、滝つぼへと向かって、落下をはじめ……。

「アイラ!」

 どこからか自分の名を叫ぶ、あの声は。
 あれは……ニコラさんの声、だ……。



『♪ 月満ちるのを 待ちわびて、
 大地をぽっかり 穿うがつのは。

 大地が欲する 月影を、
 奥の奥へと いざなうがため。

 聖魔の大地の 奥の奥、
 種宿す地の 底の底へと。』


 …………。
 なんでだろう。
 村の祭りのときに歌われる、『月迎えの滝』の歌が勝手に、頭の中に流れてくる。

 ここが、滝つぼの中だから?
 ううん……違う。
 ここは水の中じゃ、ない。

 ……私、いま。
 誰かに、抱えられてる?

 目をぎゅっとつむっていたアイラはそこで、その誰かに手を回した。
 人の、肩と首の形。
 手に触れる、髪の感覚。

「孫娘とやらは。こんなところまで、祖父に似るものなのかしら?」

 至近で、ディアの声がして。
 目をそうっと開けたアイラは、その紫の美しい瞳と、目があった。

 アイラの背負い袋のある背と膝裏に腕をまわして、アイラを抱いているのは、ディアだった。

 バサリ、バサリ、と。
 翼が、風を切る音がする。

 それは……ディアの背から直接生えているらしい、翼で。
 目の前で、黒く大きな翼が羽ばたくのを、アイラはぽかんと口を開けて、目をまん丸にして見つめるしかなかった。

『儂は、空を飛んだことがある。
 そして、月迎えの滝の全体を、空から見下ろした』

 アイラの脳裏で、いつもの昔語りがはじまる。

『翼ある人に抱えられて、だ……』

 ……じいちゃん。
 じゃなくて、親方……どうしよう。

 私いま、完全にそれとおんなじことしてるみたい、なんだけど……。


+++

 あとになって、二人に聞いたところによると。

 崩れた崖の上から落ちたニコラは、ほとんどすぐに、翼を広げたディアに受けとめられ、無傷だった。
 ディアに崖の上の少し奥に下ろされたニコラは、崖の再崩落に気をつけながらゆっくりと、腹ばいになって崖のふちまで進んだ。そして崖下をのぞいたところで目に飛び込んできたのが、アイラが滝つぼに向かって落ちてゆく、まさにその瞬間だったのだそうだ。

「思わず、叫んでしまったよ。ディアがすぐに、受けとめたけれど……本当に、生きた心地がしなかったな」

 一方、ディアは。
 ニコラを下ろし、上からアイラとウロコイノシシを状況を見ると、またすぐに空に向かって、飛び立った。
 そして……遥か上空からウロコイノシシめがけて、半ば落下するように飛んだ。
 落下の直前には翼を消し、そうして出来る限り剣の勢いを増すことで、ウロコイノシシの首に確実に、致命傷になる深い傷を負わせたのだ。

「孫娘。おまえは、いいおとりだったわ」

 ディアが言うと、ニコラが困ったようにアイラを見、それからディアに言った。

「ディア、それは……アイラはたぶん、怖かったと思うよ」
「ニコラ、この娘は。おまえが思うより、肝が据わっている」

 ディアはニコラに向かって返事をし、それからアイラのほうに向き直って、わずかに目を細めながら言った。

「アイラ、おまえは。どんな状況でも諦めず、泣きも叫びもしなかったわね」

 そういえばそうだったかも、とアイラは振り返って思う。よっぽど……帰り道、ディアの背から翼が消える瞬間を目撃したときのほうが、叫び声をあげてしまいそうだった。そのときはあわてて口を押さえることで、ごまかしたのだけれど。


 その後三人は無事、薬の材料を持って帰途につき、ニコラは薬師たちに薬の作り方と材料の所在を教え。程なくして、村の人々は流行り病から回復した。

 親方も病からすっかり回復したところで、工房はニコラからの依頼、手鏡の修理を引き受け、アイラは親方と、材料を取りに聖魔の森に入った。

 護衛は、ディアが請け負ってくれた。先日とはまったく違う、ツノウサギが一定に姿を現すくらいの、のどかな森。ディアはツノウサギを仕留めるたびにさっと血抜きの処理をして、その辺の樹の枝に吊るしていく。あとで組合の人間が、角や毛皮などの素材を回収しに来るためで……もちろん、他の魔妖や獣にそれを喰われていなければ、の話だが。
 先日のウロコイノシシも、数日後に皮だけはなんとか回収され、なめしの加工を施されてから、組合の受付のあるホールに展示されている。

 親方とディアとともに、再び『月迎えの滝』を訪れたアイラは、そこで初めて、青輝石あおきせきの採掘を教わった。
 これまでアイラがずっと学んできたのは、黒輝石くろきせきの採掘と加工だった。
 それが、これまでのアイラが唯一知る、鏡の作り方だったのだ。

 青輝石は、この『聖魔の森』では『月迎えの滝』の崖の周りにしかない。
 鏡工房が先祖代々掘る場所があって、その場所はもちろん、この崖で青輝石が採掘できることを、森の管理組合にも、国の魔導士にも教えてはいけない。

「当然、国の魔導士とつながっている、おまえの父親にも、だ」

 親方は言い、ハァ、とため息をついた。

「あいつは……伝説の部分だけを話半分に知り、その部分だけに興味を持って結局、国の魔導士のお抱えになっちまった。あいつもおまえのように、せっかちな奴だったな。
 おまえの父親は。わしが、伝説をただの伝説だとしか思ってないと決めつけて、そう思い込んでいる。まったく、バカな奴だ。あいつが知りたかったことは、儂がすべて教えてやれたというのにな。
 だがおまえは、結果的に体験が先に来て、だからそれが真実なのだということを知った。しかしそれを、父親にも母親にも、この先新しく出来るだろう家族にも、話してはならない。それがこの鏡工房を継ぐ、条件の一つだ」

 森に入る前の晩に親方は、アイラに話をしていた。
 あの、『儂は、空を飛んだことがある』からはじまる、おとぎ話ではなかった話を。


+++

『儂は、空を飛んだことがある。
 そして、月迎えの滝の全体を、空から見下ろした。
 翼ある人に抱えられて、だ。

 幼い儂を抱えた翼ある人は、魔妖から儂を守るために、隠していた翼を広げて、空を飛んでくれた。
 儂はそこで初めて、月迎えの滝が三段構えになっていることを知ったのだ』

 ここまでは、おまえもよく知っている話だな。
 儂は……おまえの幼い頃から、何度もこの話をしてきた。
 たわいもないおとぎ話と思わせてな。

 それで、本題はここからだ。
 おまえがなかなか聞こうとはしなかった、この話の続き……儂はまずこの話をして、そしてそのあとに、こう言うつもりだった。

『これは、おとぎ話なんかじゃあ、ない。
 現実に儂が体験したことだ。
 だから。
 翼ある人も現実に存在する。
 そして翼ある人は……儂だけでなく、先祖の命を救った恩人なのだ』
 
 ……とな。
 つまり、これが。
 儂が、工房を継ぐであろうおまえに、ずっと聞かせかった話で、これでようやく、おまえに話せたというわけだ。

 そして、おまえが知らなければならない話は、もう一つある。
 それは、『二つの種族と二つの鏡の伝説』だ。
 こっちは、紙に記されてるからな、まあ読め。

 ……ああ、これはな。
 元々は先祖が、いまとなっては手に入らない、世界の伝説を記した本から、書き写したものだそうだ。それは先代の親方の日記なんだが、その中に書き写して、紛れ込ませてある。さらに前の親方の日記から、一言一句間違えずに、な。インクはいずれ、かすんで読めなくなってしまうかもしれん。だから代々、そうしてきたというわけだ。

 ……あぁん? 儂が書いたもの?
 仮にも日記だぞ、儂が生きてるうちに、読ませるわけがないだろう?

 さあ、ほら。
 読み終わったらまた、儂の話の続きをするとしよう。


 ……読み終わったか?

 儂が……おまえの両親が王都に行ってしまったあと、幼いおまえにおとぎ話のほうを話しはじめたのはな。おまえの父親が王都へ向かうのを止められず、工房を譲ってやれなかったことを悔いてのことだった。
 あいつはこの『二つの種族と二つの鏡の伝説』を、歴代の親方の日記から自力で見つけ、そして出て行った。だからあいつには、儂が実際に翼ある人と会ったことがあるのだという話が出来なかった。そして、儂がこの話をあいつにすることは、もうない。

 本当は。『翼ある人』が実在するのだということを、だから、二つの鏡の伝説はただの伝説ではなく、世界にはもう一つの鏡があるのだ、ということを……工房を継がせるために、儂があいつに教えたかったのだがな。
 あいつは儂になにも言わずに、もう一つの鏡を探しに出て行った。儂のもとに、妻と娘を置いて……まあ結果、王都の魔導士の下でそれを知ることが出来たのだろうから、それはそれでいいのかもしれん。

 五年前……あいつがやっと便りを寄こして、おまえたちを王都に呼んだとき。
 おまえは、母親とともに王都へ行かず、ここに残ることを選んだが。正直儂は、首の皮一枚つながった、そう思った。親方として、次代の親方に託すべきもの……それを、儂の代でついえさせなくて済む、とな。

 もっとも、潰えさせたとしても、誰に咎められることもない。
 儂も、おまえを咎めることはない。儂も先代から、同じように言われた。

 先代からは……儂も、同じように教わったもんだ。儂もおまえと同じで、期せずして実体験が先になってしまったがな。空を飛んだのは、儂が初めて森に連れていかれた、十歳のときだ。

 翼ある人、彼女は。五十年前と、なに一つ変わらないな。赤毛のにーちゃんも、ちっとも変わらない。
 にーちゃんに薬を飲まされたあのときなんかは、熱もあったからだろうが、すっかり子供の頃に戻っちまった気になってたな。いま改めて会ってみても、その感覚が抜けん。どうにも妙な感覚だ。

 ……ああ、そうだ。
 儂を抱えて飛んだのは、おまえと同じで、彼女だ。

 翼ある人、後の世で言うところの『魔の一族』の者は不老で、とても長く生きる種族なのだそうだ。
 だがな。
 世間では『魔の一族』は、滅亡したことになっている。
 人間たちに害をなす敵だとして、『聖なる魔の山』を囲む国々の人間に、滅ぼされたんだそうだ。
 『聖なる魔の山』近辺の国はいまも、『魔の一族』の生き残りがいないか、神経を尖らせているらしい。報復を恐れているのだとか、そんな話でな。

 だから儂らは、彼らのことを、秘密にしておかなくてはならない。
 儂らの先祖の、そして儂ら自身の恩人である、彼らを守るために。

 これは、この鏡工房を継ぐ者に課せられる、絶対の約束だ。
 儂らの先祖は彼らに、命を救われたのだ。
 村を襲う魔妖と、流行り病から……どこかで聞いたような話だ。
 
 そして……儂はこれでもう二度目、そしておまえまで、命を救われてしまった。
 儂らはこの重ねられた恩をまた、子孫もしくは後世に、秘密裏に伝えていかなくてはならない。

 工房を、彼らのために続けること。
 それが、この工房の親方になる者の、使命ってことだ。

 もう一つの鏡の存在と製法を、工房の儂らが知っていることは、国も黙認してはいる。
 結局二つの鏡は、黒輝石か青輝石か、材料が異なるだけで、作り方は同じだからな。
 そんなもの、いまさら隠せやしない。
 だが、人々にそれを知らしめれば、おそらく消されるか、おまえの父親のように取り込まれるかされるだろう。

 魔導の技は、国家機密だ。
 もう一つの鏡の製法は、それに当てはまってしまう。

 よその鏡工房は、どうだか知らんが。
 うちではもう何代か前から、もう一つの鏡の存在を、知らないふりをしている。
 耄碌した何代目かが伝説を伝説だと思い込んで、製法を伝えることに失敗したのだと、国に思わせてな。

 たまにだが、その辺りを探りに、国の役人が来ることがある。
 もう一つの鏡になる鉱物、青輝石の調査も兼ねて、だ。
 青輝石はな。いまとなっては希少な鉱物で、加工の仕方によっては、王族やお貴族様方の宝石にもなる代物だ。
 知らないふりをするのも、採掘場所を絶対に明かせないのも、つまり……そういうわけだ。

 儂らは。
 彼らに恩を返すために、命がけで秘密を守る。
 そして、もう一つの鏡を作ったり修理したりが出来る工房を、後の世まで続ける。

 だが、もう一度言うが。
 それが叶わなかったとしても、誰にも咎められることはない。

 ただ、与えられた命がどこから来たのか、それだけは忘れずに……自分の出来る限りで、この鏡工房を続ければいい。

 と、まあ。
 そういう話だったわけだが……アイラ、理解出来たか?

 ……まあ。
 おまえにはこのタイミングで、彼らが訪れたそのときに話が出来て、よかったのかもしれんな。ということは、おまえがせっかちで、最後まで話を聞かない奴でよかったってことだ。

 ……なんてな。
 やれやれ。冗談に、決まってるだろう?
 せっかちは、直せよ。
 じゃなきゃ、工房は継がせんからな?



つづく

次話→アイラと鏡工房のお客さま(4・エピローグ)


キツネノテブクロの咲く頃に・外伝
<外伝2>アイラと鏡工房のお客さま(3)
【2024.08.08.】up.


【キツネノテブクロの咲く頃に・目次とリンク】

※カッコ内の4ケタは、おおよその文字数です。
<1>ボクは鏡にうつらない(1)(5300)
<2>ボクは鏡にうつらない(2)(6200)
<3>ボクは鏡にうつらない(3)(7400)
<4>夜に溶けて飛ぶ鳥(6200)
<幕間1>王国の滅亡と魔の一族の伝説(1600)
<5>月のない夜の姫君(1)(6000)
<6>月のない夜の姫君(2)(4800)
<7>月のない夜の姫君(3)(4100)
<幕間2>創世記・祝福の翼(1500)
<幕間3>夜色の翼は高くに(1800)
<8>そして、キツネノテブクロの咲く頃に(1)(7700)
<9>そして、キツネノテブクロの咲く頃に(2)(6500)

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<外伝1>創世記・二つの種族と二つの鏡の伝説(1900)
<外伝2>
 
アイラと鏡工房のお客さま(1)(5500)
 
アイラと鏡工房のお客さま(2)(6800)
 アイラと鏡工房のお客さま(3)
(7000)
 アイラと鏡工房のお客さま(4)(2600)


#キツネノテブクロの咲く頃に
#小説 #長編小説 #ファンタジー小説
#駒井かや

#二千字増えちゃったテヘペロ
#推敲してみたらいろいろ足りなくてええい下手クソめとヤケになって加筆したらこんなことに
#そして今度は長すぎっていうもっとコンパクトに表現できるようになりたい精進します

ご来店ありがとうございます! それに何より、 最後までお読みいただき、ありがとうございます! アナタという読み手がいるから、 ワタシは生きて書けるのです。 ありがとう、アリガトウ、ありがとう! ー➖ ー➖ ー➖ ー➖ ー➖ ー➖ ー➖ ー