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「キツネノテブクロの咲く頃に・外伝」アイラと鏡工房のお客さま(2)


あらすじ・第1話https://note.com/maneki_komaneko/n/n6e4ebdef1b6b

前回→<外伝2>
アイラと鏡工房のお客さま(1)
**記事の終わりに目次があります。**

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キツネノテブクロの咲く頃に・外伝

<外伝2>アイラと鏡工房のお客さま(2)

(約6900字)

 翌々日。朝一番に組合の受付へ行って、同行者名簿を提出したアイラは、そこで受け取った許可証の木札を片手に握ったまま、村の北側の外門へ向かった。

 いつもの、森へ入るときのズボンとブーツ、丈が長めのフード付きケープ。ケープには昨日のうちに、虫除けになる草を煮出したものを塗布してある。
 ケープの内側には肩掛けカバンがあって、だがそれが、ひどく軽く感じる。いつもと違って、鏡の材料を採取するのに必要な道具が入っていないからだ。
 布の背負い袋は必要になるかもと思い、たたんで入れてはきたが、いや、いつも使っている、材料を運搬するためのかごや台車なんかも、やっぱり必要だったんじゃないだろうか、とアイラは、自身の身軽さに少しだけ不安を覚えてしまう。

 でも、まあ……念のためいつもの、輝石きせきの採掘に使う長い柄のハンマーは、護身用ということで腰にぶら下げてきてるんだし。そう思い直したアイラは、馴染みのあるハンマーの重みで、心許こころもとなさを落ち着かせることにした。

 外門の手前で、二人が待っていた。
 軽く手をあげるニコラと、昨日と同じで外套のフードをかぶったままのディアのほうへ駆け寄ったアイラは「おはようございます!」とあいさつをしてすぐに、アイラと二人の名前が記された木札を、二人の目の前に掲げてみせた。

「おはよう、アイラ。これが許可証かあ。急いでくれて、ありがとう。親方の具合は?」
「まだ熱がありますけど、でもだいぶ楽になったみたいです。昨日の夜から食事するのも薬を飲むのも、起き上がって自分でやってくれましたし。許可証を譲る話も、伝えたら了承してくれました。自分は一人でも大丈夫だから、おまえはとっとと薬師くすしさんを森へお連れしろ、って。念のため隣のおかみさんに、様子見るのをお願いしてますけどね」
「そっか……うん、よかった。キミのほうは? 熱は……ないようだけど」

 ニコラがアイラの額に触れ、アイラは間近で見たニコラの瞳に目を奪われ、ドキリとする。春先の若葉色の、きれいな瞳。それに、よく見たら……この人の顔、とても整っているような……。

「本当なら念のために、安静にしてたほうがいいんだけど。でもアイラに来てもらわないと、森に入れないんだよね。だるさとか、体に変わりはない? あ、でも少し顔が赤いような、」
「げ、元気です! 大丈夫、これはその、走ってきたからかもです!」

 三人は外門で警備兵に許可証を見せて、村の外に出た。聖魔の森の、なだらかな山の稜線はすでに視界にある。歩いてほどなくして川があり、森はその川の向こう側だった。川に掛かった木橋もくきょうの手前に、警備兵の詰所となっている小屋があり、橋に造りつけられた門の周りと川岸に、黒くて長いくいが等間隔に穿うがたれている。

 橋の詰所でまた許可証を見せ、同行人を確認されると、警備兵が橋の門を開ける。川の、橋の上を歩きはじめたところでディアが、手を組んで腕を上げ、伸びをした。

「警備が、しっかりしてる。結界杭も、数が多いね」

 そう言ったのはニコラで、「それだけ、森に魔妖がいるってことか。アイラももちろん、魔妖に遭遇したことはあるんだよね?」と尋ねてきた。

「森に入ったときは必ず、です。でも来てくれる護衛さんによると、この森にいる魔妖は、ツノウサギとかそういう小柄なものばかりらしくて。私が遭うのも、ほとんどがツノウサギですね」

 橋の向こう岸に着くとそこにも門があり、今度は詰所で渡された鍵で門を開けて通る。鍵は、門に再び鍵を掛けてから門の脇にある所定の箱にしまうのだが、箱の中にほかの鍵はなく、どうやらアイラたち以外に森に入った者は、まだいないようだ。

 森へ一歩足を踏み出したところで、少し先を歩いていたディアがまた、体と腕を大きく伸ばし、それからかぶっていたフードをはずした。

「これだけの結界杭が、村の外門にも、橋にも……村が魔妖に襲われることなど、余程のことがない限りありえないわね」

 ディアが言い、アイラはそれに答えた。

「そうですね。私、村では魔妖を見たことないです。親方の小さかった頃は、魔妖が村に現れることもあったらしくて、当時はまだ、結界杭がそれほど多くはなかった、そう、で……」

 アイラのほうに振り向いたディアの顔を見て、アイラのことばが尻すぼみになった。
 束ねていない、つややかな長い黒髪をフードの上に払ったディアの、透き通るような紫の瞳、そして整った顔立ち。アイラが知っているどんな美人より、例えば、村一番の美人と言われている肉屋のおかみさんよりも……いや、そんなふうに比べること自体が、間違っている。
 目の前にいるディアが、嘘みたいにきれいすぎて……なんというか、現実味がない。

「アイラ?」

 アイラの横にいたニコラに声をかけられ、アイラはすぐに、現実に戻ったのだが。

 でも、待って。
 このきれいな人が、魔妖を退けるための、護衛?


+++

 いつもの、樹液を採取する樹々を通り過ぎ、鏡の材料となる黒輝石くろきせきの岩場を遠目に見ながら、アイラはニコラの後ろを歩いた。アイラの後ろにはディアがいて、フードを外して外套の前を開けたディアの腰には、長剣がある。

 本当に、この女性ひとが護衛をするんだ。いや、女性の剣士だっているのは知っている。だけどこんな、自分よりも体の線の細い……見たこともないし想像でしかないけれど、まるで身分の高い家のお姫様のような彼女が……。

 前を歩くニコラが立ち止まったところで、アイラはそれとなく振り返ってディアを盗み見た。が、しっかり目が合ってしまって、アイラはディアの、吸い込まれそうな紫の瞳に見惚れたまま、動けなくなった。

 目をそらさないディアが、アイラに近付いてきて……次の瞬間。
 ひゅん、と風を切る音、それから、ドサリ、となにかが地面に落下した音がした。

「魔妖、トゲコウモリか」

 ディアが言い、視線の先の草の上に灰色の塊が落ちていて、血を流して事切れていた。

「アイラ! 大丈夫かい?」

 ニコラに声を掛けられてアイラは、ニコラを見上げた。

「大丈夫、です。びっくりしただけで、でも、初めて見る魔妖です」
「アイラは……魔妖が、怖くはないんだね」
「そう、ですね。自分でもツノウサギを、このハンマーでぶん殴ったこともあるので」
「へえ、すごい! それは、心強いなあ!」

 ケープの中からハンマーをのぞかせてみせたアイラに、ニコラが笑った。
 けれど、とアイラは思う。
 ディアの剣は、そんなレベルじゃない。
 大体、ディアがトゲコウモリになにをしたのか、アイラにはまったく見えなかった。

「ディアさん……すごい、ですね」
「うん、ディアはとっても、強いんだ!」

 ニコラがうれしそうに言い、だがディアは会話には入らず、表情も変えずに辺りをゆっくりと見回していた。
 アイラはニコラにうながされて歩きはじめたが、振り返ってディアを見ると、ディアはトゲコウモリを見下ろしながら、剣の血を払っているようだった。だが長い黒髪に隠されて、その表情は見えない。

 そのうちディアも二人のあとを追って歩き出し、アイラも前を向いて歩く。
 歩きながら、少しずつ落ち着いてきたアイラは、道中に浮かんでいたもう一つの疑問を思い出した。

 ニコラはどうして、この森を、ほとんど迷いなく進んでいるのだろう?

 森に入ってから、ニコラがアイラになにかを尋ねることはなく、たまに立ち止まって、考える様子を見せることもあるのだが、思い出したようにまた道を行く様は、この森に訪れたことがあるとしか思えない。

 アイラには、いまいる場所の、大体の位置をわかってはいる。用事がなくて足を踏み入れたことがない領域で、けれど相手がニコラだからなのか、そしてディアの強さを目の当たりにしたからなのか、不安はまったくなかった。

「いまさらなんですけど。ニコラさんは、森に来たことがあって、森をご存じなのですか?」

 本当に、ニコラには気軽に聞けるなあ、と思いながら、アイラは尋ねた。

「うん。だいぶ前だけどね。実はね、この森にこっそり植えていったものが、いくつかあるんだ」
「こっそり……?」
「珍しい種類の薬草を別の土地に植えてみて、育つかどうか、薬効に変わりはないかとかをね、調べたりするんだ。ついでに、もしかしたら必要になるかもしれない、って考えたものを植えておいたりもする。今回の流行り病の薬の材料も、ね……あ、よかった。ここだよ」

 崖下の、蔓がからまった倒木の向こう側。そこだけ森の樹々に覆われていない、日の光の刺す場所に、瑞々しい緑色の葉が茂っている。
 ニコラは倒木をひょい、と乗り越え、草むらにしゃがんで、葉を確かめた。

「うん、根付いてるのと、根付かなかったのもあるようだけど……今回はこれと、これ。あとは、」
「私に手伝えること、ありますか?」
「うん、じゃあ……これ。引っこ抜いてくれるかな?」

 ニコラの手には、倒木にからまっていた蔓草があった。

「これの、蔓そのものと、くっついてくるむかごが必要なんだ」
「わかりました!」

 アイラは手袋をはめている手で、はりきって蔓を引っつかんだ。


+++

 薬の材料となる草や蔓、むかごの採取は滞りなく進んだ。
 アイラは初めて教えてもらう作業に、いつの間にか夢中になっていたことに、ディアのことばで気がついた。

「魔妖の気配が、なさすぎる」

 アイラははっとして、辺りを見回した。そう、いつもならアイラは、材料の採取をしていても、これほどまでには気を抜かない。祖父や両親に、森では絶対に気を抜くな、と言われてきたからだ。
 大概は護衛が先に異変に気付いて、ツノウサギを倒していることがほとんどなのだが……そういえば今日は、先程のトゲコウモリしか魔妖を見ていない。確かに、日によって魔妖に襲われる頻度は異なるのだけど、それにしても……。

「ディア、それはよくない感じなの?」

 ニコラがディアに尋ねると、ディアはアイラのほうを向いた。

「トゲコウモリを初めて見た、と言っていたわね。そして今日は、ツノウサギをまだ目にしていない。普段の出現頻度と比べて、どうなの?」
「少ない、です。いつももっと、警戒しながら材料集めをしてます。私いま、薬草を採るのに夢中になっちゃって、すっかり油断してましたけど……こんなの、初めてです。でも、それって……おかしい、ですよね?」

 アイラの話を聞いたディアは「やはり、そうか」とつぶやき、それからニコラに向かって「急いだほうがいい」と言った。

「採集が終わったのなら、一刻も早く、森を出るべき……なのだけれど、」

 言いながらディアが、急に振り返り、森の奥のほうを見つめた。

「少し、遅かったようね」

 背負い袋はニコラも複数持っていたが、アイラも自身のを提供した。採取したものを急いで袋に詰め、アイラとニコラでそれらを分担して背負い、三人はディアの指示で、森を進んだ。ゆるやかな斜面の、森の樹々を縫うような獣道を、森の入口にあった川とは別の小川を眼下に見ながら、川の上流へ進む。ディアもまた、この森の地理を知っているらしく、目指しているのは『月迎えの滝』なのだと教えてくれた。

「ひらけた場所で迎え討つ。奴の動きがよく見えるから」

 ディアが言った。

「奴はもう、こちらの気配に気付いているわ」
「一匹?」
「一匹。他の気配はない」
「それって……つまりツノウサギ、小物の魔妖たちは、そいつを警戒して逃げていて、姿を見せなかったってことか」
「トゲコウモリも、大方巣にでも突っ込まれて、錯乱して逃げてきたのだろう」

 ニコラとディアが話すのを黙って聞いていたアイラは、触れていたハンマーの柄をぎゅっと握りしめた。
 『奴』? 奴って、なんだろう? ツノウサギが逃げ出すくらいの、魔妖? それって……ならなおさら、森の奥じゃなくて外に向かったほうが……違う、それじゃあ、間に合わないんだ。

 小川が三人の行く手からそれて消え、しばらくして森の樹々が途切れて、視界が開け。ゴツゴツとした岩の崖の上からひと筋、まっすぐに落ちている白い水しぶき、『月迎えの滝』が、樹々のない草地の先に姿を現した。

 アイラも、滝へは何度も訪れている。
 足元の岩と水気を含んだ下草に気をつけながら、滝の水をすべてを飲み込んでいる、水底の見えない滝つぼの脇まで、ディアとニコラのあとをついて行く。『月迎えの滝』の滝つぼも岩場になっていて、だが、十人程で手をつなげば囲めそうな大きさの円形の水たまりからは、不思議と水の溢れるところがない。

 後方からバキバキッという音、はじめは遠かったその音が、どんどん近付いてくる。
 ディアが、二人を背にするように振り返りながら、外套を脱ぎ捨てる。そして腰の長剣に手を掛け、ゆっくりと抜いた。

「岩の上へ」
「わかった」

 二人の冷静過ぎるやり取りを耳にしながら、アイラは、現実感が希薄になっていくような気がする。でも、それじゃだめ。目をそらしてはいけない。ちゃんと怖がって、しっかり逃げる。祖父や護衛からいつも言い聞かせられてることばを、頭の中で繰り返す。

 滝を横目に見ながらニコラとともに、滝の脇の崖を、滝の高さの三分の一くらいの位置にある岩の出っ張りまでよじ登る。下を見ると先程のまま、剣を手にしたディアが悠然と立っており、その視線の先に……樹々の間からぬっ、と顔を出した、図体の大きな生き物がいた。


+++

 突き出た鼻、二本の牙をのぞかせる大きな口。ずんぐりとした大きな体を支える、四本のひづめのある足。ズシン、と木の倒れる音とともに草地に踏み出す『奴』の体は、土色と藁色が入り混じった、蛇のようなうろこに覆われている。

「ウロコイノシシ……」

 つぶやいたアイラは、森の管理組合にいくつか飾られている、古い絵の一枚を思い出していた。聖魔の森に出現する魔妖の注意喚起のための絵で、そういえばさっきのトゲコウモリの絵も、そこにはちゃんとあった。
 ウロコイノシシ、と説明書きされた絵を見上げながら、こんなの一度も見たことないし、組合もよくわからない見栄を張っちゃってるのかしらね、などとのん気に考えていた、いつかの自分の頭をはたいてやりたい。

 でも、あんなのを。
 ディアは、一人で迎え討とうとしているの?

「アイラ! もっと登ろう!」

 ニコラに声を掛けられ、アイラはハッとする。滝の脇の岩場は幸い、滝そのものがある側の岩場よりは傾斜がゆるく、手や足を掛けやすかった。所々に、いまアイラとニコラがいるような、ニ、三人が楽に乗れるほどの出っ張りもある。ニコラを先頭に二人はまた岩場の崖を登りはじめ、先行して岩場の手掛かりと安全を確認していたニコラが頂上に手を掛けたところで、滝の崖全体にドーンッ、という衝撃が伝わった。

「っ、くっ」
「うわ、わわわっ!」

 ニコラはそのままの姿勢で衝撃に耐え、崖の中程の出っ張りにいたアイラはよろけて、だが岩の間からほどんど横向きに生える樹の幹にしがみついて、難を逃れた。

 下を見なくても、わかる。
 ウロコイノシシが、崖に体当たりしたのだ。

 ぞくり、と腑が縮むような感覚を覚え、だがアイラは、崖の上を見上げる。ニコラは登り切って頂上で体の向きを変え、顔を出してこちらを見下ろした。

「アイラ、無事かい! あっ、まだ動かないで!」

 再び、ドーンッという衝撃。登るのを再開しようとして、それを咄嗟にやめたアイラは、樹に抱きつきながら衝撃に耐えた。チラリと下を見ると、真下にウロコイノシシの姿……ディアがそれに、またがっている!

 ディアが奴の背に剣を突き刺すたび、奴が崖に体をぶつけ、ディアを振り落とそうとしている。ディアは剣を刺したまま、ひらりと奴の背に立つ。崖と自身の体でディアを挟もうという目論みが失敗して、ウロコイノシシが悔しそうに、グオォ~~ッ、という雄叫おたけびをあげた。
 しかし、他に方法を思いつかないウロコイノシシは、渾身の体当たりを崖にぶつけて……。

「うわあっ」

 頭上で声がして。
 崖が崩れ、崖を転がってくる大小の小石と……ニコラ?!

「ニコラ!」

 ディアの大きな声、落石に思わず目を閉じたアイラはその寸前に、頂上から転がり落ちたニコラの体を確かに見た。けれど、予想される落下音はなく……。

 どうしよう、怖い。
 でも……怯えてたって、なにも変わらない。

 そこで、ドンッ、という衝撃音がして、崖と樹を通じてアイラの体がまた、揺さぶられ。
 でも、いままでの音と揺れとは、違う感覚……これは、いったい?

「目をそらさない、ちゃんと怖がる、しっかり逃げる、……」

 アイラはブツブツと自分に言い聞かせながら、目のあたりのちりを手で払って目を開け、辺りを見る。

 ……すると。
 さっきまでアイラがいた、滝の三分の一ほどの高さの出っ張りに。
 アイラのほうを見上げる、ウロコイノシシが、いた。



つづく

次話→アイラと鏡工房のお客さま(3)


キツネノテブクロの咲く頃に・外伝
<外伝2>アイラと鏡工房のお客さま(2)
【2024.08.03.】up.


【キツネノテブクロの咲く頃に・目次とリンク】

※カッコ内の4ケタは、おおよその文字数です。
<1>ボクは鏡にうつらない(1)(5300)
<2>ボクは鏡にうつらない(2)(6200)
<3>ボクは鏡にうつらない(3)(7400)
<4>夜に溶けて飛ぶ鳥(6200)
<幕間1>王国の滅亡と魔の一族の伝説(1600)
<5>月のない夜の姫君(1)(6000)
<6>月のない夜の姫君(2)(4800)
<7>月のない夜の姫君(3)(4100)
<幕間2>創世記・祝福の翼(1500)
<幕間3>夜色の翼は高くに(1800)
<8>そして、キツネノテブクロの咲く頃に(1)(7700)
<9>そして、キツネノテブクロの咲く頃に(2)(6500)

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<外伝1>創世記・二つの種族と二つの鏡の伝説(1900)
<外伝2>
 
アイラと鏡工房のお客さま(1)(5500)
 アイラと鏡工房のお客さま(2)
(6800)
 
アイラと鏡工房のお客さま(3)(7000)
 アイラと鏡工房のお客さま(4)(2600)


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