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パイオニアEDHのやさしい組み方

1.はじめに

⑴『パイオニアEDHを広めよう!コンテスト』入賞!!

 今回、パイオニアEDH管理委員会主催の『パイオニアEDHを広めよう!コンテスト』で僕の記事が入賞いたしました。いえい。いくつになっても自分の書いたものや作ったものが何かに選ばれるというのはうれしいものですね。管理委員会の皆さま、記事を読んでくださった皆さま、そしてこれをきっかけに記事を読んでくれる皆さま、ありがとうございます。

⑵当記事執筆のきっかけ

 実は上記の記事はこのように締めくくられている。

パイオニアEDHには知識共有が足りない!新規プレイヤーのヒントになる記事がほしい!との思いで初めた企画でしたが、たくさんの方にパイオニアEDHの記事を書いてもらえたことで、あらためてこのフォーマットの可能性を実感しました。

パイオニアEDH記事コンテスト入賞作品発表!|いってつ CASE237 (note.com)

 知識共有を増やすには、もちろん共有機会を増やすことが大切だ。しかし、知識を有する人の数が増えないと共有できる知識そのものに限界が生じる。つまりプレイヤーを増やす必要がある。

狭くもあり広くもあるカードプール

 パイオニアEDHは本家EDHよりカードプールがせまい。また、高額なカードの要求数も少ない。以上の理由から比較的参入しやすいものと考える。
 が、同時に、”本家EDHよりカードプールがせまい”という点は参入の壁にもなっていると思うのだ。本家EDHはすべてのカードが使えるので、一部の禁止カードだけをチェックしておけば問題ない。しかし、パイオニアEDHはパイオニア・リーガルのカードしか使えない(その中で禁止カードもあるが、いったんそれは置いておく)。普段パイオニアをプレイしない人や、MTG初心者の人はこう思うはずだ。「結局どのカードが使えるの?」と。セット名を言われてもピンとこないだろうし、シンボルマークでの判別は再録という壁が阻んでくる。

 ならば、パイオニアEDHのやさしい組み方を記事にすれば、参入プレイヤーが増えるのではないかと考えたのが、本記事執筆のきっかけである。

「問題はプレイヤーの情熱ではない。デッキ作成に策がないのがいけないのだ。」

2.パイオニアEDHのやさしい組み方

⑴使ってみよう!デッキ構築機能

ここからデッキ構築は始まる

 晴れる屋のホームページには『デッキ構築機能』というものがあり、様々なフォーマットのデッキをweb上で作ることができる。自宅のストレージからカードを探してきて、並べて、考えて、片付ける手間から解放されるすばらしい機能だ。EDHのデッキ構築となると、ほぼ100種類のカードを広げて構築することになるので、手間や場所を気にしないで済むこの機能の恩恵はさらに大きい。

⑵カードプールを限定しよう。

デッキ作成を選択し…

 デッキ構築機能にアクセスしたらデッキ作成を選択し、フォーマットの選択をする。EDHのデッキを作るのだから統率者を選ぶのが普通だが、ここではパイオニアを選択する。そうすると検索で出てくるカードがパイオニアで使えるものに限定される。

パイオニアを選択!

⑶カードを探してデッキを構築しよう。

 あとは「詳細検索」や「カード名検索」を駆使して、条件に合うカードを探していくだけだ。なお、作成後は右上のボタンから「設定」を選び、フォーマットを「統率者」に変更すると、統率者カードも設定することができる(デッキをバージョンアップするときは、もう一度パイオニアに戻すことをおすすめする)。

構築後もフォーマットを変更できる。

 実際はこの検索をしていく作業が難しい。まずは色とコストなどからあたりをつけ、採用したいカードが見つかればテキスト検索を使って似たようなカードを探していくとよいと思う。

カードを探すことが楽しめれば、立派なMTGプレイヤー!

3.最後に

 僕は晴れる屋の回し者でも何でもない(地元に晴れる屋ができることを強く望んではいる)が、今回は記事を選んでいただいたせめてもの恩返しにと、デッキ構築機能を使ったパイオニアEDHのデッキの組み方を紹介させてもらった。
 本記事が少しでも新規プレイヤー参入のハードルを下げることにつながれば幸いだ。

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