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リーダーは広報?! 1000名規模のオンボーディングサミットの裏側を徹底解剖!

こんにちは!manebi 採用PRのセオです。

今回は採用PRが広報PRにインタビュー!
2021年10月20日にmanebiが主催した1000名規模の「オンボーディングサミット2021」運営の裏側に迫ります。

日本初となった1000名規模のオンボーディングサミットですが、広報を中心に企画〜運営までを実施したのです。

▼この記事ではこんなことをまとめます
・そもそもなぜオンボーディングサミットを主催することにしたのか?
・構成はどうやって考えた?
・登壇者へのご依頼方法は?
・申込1,135名を集客した方法や苦労とは?
・今回の経験を通して感じていること

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(左から広報の若井、経営企画の森原、採用PRのセオ)

そもそもなぜオンボーディングサミットを主催することにしたのでしょう?

若井:manebiの広報課はマーケティング部に属しています。普段は、マスメディアとの関係構築や企業としての情報発信等をメインに行っています。今回のオンボーディングサミット実施の背景には、manebiとして「オンボーディング」の重要性をより多くの方に知ってもらいたいという想いがあります。通常は、セミナー系のイベントはマーケティング課で行うのですが、今回は「オンボーディング」の啓発を目的としていたので「広報がメイン担当でイベントやってみる?」という話になったんです。

今までmanebiでは小規模のウェビナーの主催はありましたが、今回のサミットのような大規模なものを主催したことはありませんでした。かつ、セミナー企画に関わったことがない広報が今回メイン担当だったので、「1000名規模を目指す!」というより、「なんとか実施まで辿り着かせよう。。。」というちょっと不安な気持ちが強かったように思います笑。

構成は誰とどのように進めて考えていったのですか?

若井:まずはペライチに簡易的な企画を書き、それを社内で上司やプロダクトマーケティング部とブレストをして、ブラッシュアップさせていきました。それが7月頃のことです。

そこから開催日を決定し、逆算してスケジュールを組みました。ここだけの話、最初はリーダーを任され、やったことがない施策で自信もなく、リーダーの依頼を1度断ったんです。結局やることになりましたが笑。そのくらい、自分がどこまでやるのか、何をするのかもよくわからなかったところからスタートしました。
とはいえ、やるからには絶対成功させようと思っていました。最初は私メインで動くことが多かったですが、だんだんとサミットの目指す規模感が大きくなるにつれて、マーケティング課の高橋くんをメインに人員を増やしていきました。

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(サミット当日の若井さん)

登壇者は大手企業、ビッグネームの方ばかりでした。どのようにご依頼して登壇していただけたのでしょう?

若井:まずは登壇者候補になる方をリスト化していきました。社員教育としてのオンボーディング自体が日本でまだそこまで浸透していないので、「オンボーディングといえばこの人!」という有識者がまだ少ないように感じました。なので、「オンボーディング」「社内教育」「キャリア形成」などのキーワードで検索し候補者を探していきました。

次に、候補リストに連絡していきました。連絡の仕方としては、企業のお問い合わせフォームから企画書1枚と一緒にご依頼メッセージをお送りしたり、社内で候補者と繋がりのある人を探したりと、とにかく泥臭い方法で地道にアプローチしていきました。(セオ:お問い合わせフォームからでご返信いただけるのですね...!)
今回5社の企業さまに登壇していただいたのですが、そのうち3社は新規でのご依頼、2社は社内の繋がりでご登壇が決まりました。

登壇者の方々を集める中で上手くいったこと、苦労したことはありますか?

manebiは成長してはいるものの、まだまだ認知度が高くはないスタートアップ企業です。ですが、このようなビッグネームの方々にお集まりいただけたのは「オンボーディング」という今回のテーマが、皆さんや世の中的に関心が高かったからではないかなと思っています。あとは、スケジュール的にかなりタイトだったので、これだけスムーズにいけたのは運が良かった!というところもあるかもしれません!笑

苦労したことでいうと、それぞれの登壇者にお話しいただく内容が被らないようヒアリング内容を聞き直したり、話す内容の調整やタイトル、概要を決めていく工程が大変でしたね。。。!

あとは集客のために広告を打つ日程が9月初旬に決まっていたので、8月中旬からご依頼をスタートして9月には決まっていなければならない、というタイトなスケジュールもプレッシャーでした。結果的に上手くいきましたが、次回は、もう少し余裕を持ったスケジュール感で動いていきたいですね笑。

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(サミット当日のCEO田島)

最初は無謀にさえ思えた目標1000名。どうやって集客したのでしょうか?具体的手法、チームワーク、若井さんの役割を教えてください。

若井:集客の多くはFacebook広告からの流入でした。あとは社員の皆さんがSNSで拡散してくれたことも手助けになっています。

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また、登壇していただいた方々の知名度の高さや「オンボーディング」と言うキーワードに注目が集まっていることもあり広告のCV率は高かったと思います。

広告に関してはマーケティング課の高橋くんが動いてくれたので、私は登壇者の方々の著作権、肖像権等の情報の取扱い、当日の録画がOKか等の危機管理を担当していました。それぞれの企業さまでOK/NG事項が異なるので、その調整には少し苦労しました。サミットの規約も最初は用意していなかったので、調整の上で作成しました。

ここまで集客できたのは広告を出したことが大きいかと思いますが、サミットに参加いただいた方々の感想を見てみると、オンボーディングというキーワード自体は認知度が高まっているように感じましたが、まだまだ不透明なところが多いようです。今回のサミットはアカデミックな解説だけでなく、実際に企業で運営されている具体的なオンボーディング事例をお話しするイベントだったので、「実用的な知見を聴ける」という意味で需要があったのではないかと思います。

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(サミット当日の高橋くん)

今回の成功のポイントをあげるとしたら何になりますか?また今後どう展開していきたいですか?

若井:1番大きなポイントは、自分で限界を決めないことだと思いました。最初から無理だと決めつけて諦めていたら登壇者、集客共に今回のような成果は出せなかったと思います。とりあえず当たってみたら意外といけるという手応えを掴み、自分でストッパーかけずにやってみました。それが結果的に運よく上手くいったのかなと思います。
私は失敗したくないタイプなので笑、進める中で何が起きても対応できるように全て予防線を張り、できる限りの準備をしましたね。(セオ:素晴らしいリスクヘッジ。。。!)

はじめてのイベント主催、そして成功を通して、この経験をどう感じていますか。

経験がないこともあり、最初は不安の方が大きかったのが正直なところで、案の定とても大変でした笑。それもあって、当日のサミットが終了した時の率直な感想は「成功した」というよりも「ようやく終わる」という感覚でしたね。

ですが、サミットの翌朝に参加者の皆さまからの感想にあった「具体的な施策を話してもらえて参考になった」「今まで抱えていた課題が解決した」というコメントを見た時に、ようやく「やって良かった」と手応えを感じることができました。人の役に立ったということを実感できて「やって良かったな」と心からホッとしました。

※「オンボーディングサミット2021」アンケートより

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若井:私が入社を決めた理由に「困っている人を助けられるような事業をしたい」と社長の田島さんがおっしゃっていたことがあるんです。私自身が30代になって「人の役に立つような仕事をしていきたい、それが叶えられる会社に入りたい」と思っていたので、manebiへ入社することにしました。

広報という仕事柄、日々の業務では直に施策の反応を聞ける機会があまりなく、「人の役に立っている」という実感を持つことは少ないように思います。今回は「苦労してやったことが人の役に立ったんだな」と実感することができ、1番最初に入社した時の気持ちが蘇りました。やってよかったと思っています。
manebiに入社して2年目、イベント主催未経験の私にオンボーディングサミットを任せていただいてありがとうございました。

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(「オンボーディングサミット2021」が無事終了!)

採用PRより

サミット主催のリーダーを務めた広報 若井さんのリアルな声をお聞きして、オンボーディングサミットが徐々に社内で熱を持っていき、いつの間にか1000名を超える参加者の方々を集客する大きなイベントになっていったことが伝わりました。若井さんがリミッターを外して挑戦したことからその熱が生まれた結果だと思います。本当にお疲れさまでした!

この記事が、サミット主催をされる担当者の方々、広報の方々のお役に立てれば幸いです。

「オンボーディングサミット2022」も開催予定ですので、ぜひ思い出していただいたり、1年後の更にバージョンアップしたサミットにご参加いただけると嬉しいです!

以上「リーダーは広報?! 1000名規模のオンボーディングサミットの裏側を徹底解剖!」でした。