パスタフレスカに魅せられて(pasta fresca)
今年もボローニャに
昨年に引き続き今年もボローニャにやって来ました。
相変わらず中心街は人の洪水。
大阪の心斎橋界隈顔負けの賑わい。
週末の“ホコテン”の路上イベントは大盛況。
これ平日の夕方。現地の人も観光客も入り乱れてぎっしり。
人口40万人そこそこの中規模都市の平日の夕方でこれです。
ただし、ボローアの繫華街は狭く限られた一か所しかありませんので
必然的に人がそこに集まるので全ての町がこうだとは誤解のないように。
日本の県庁所在地の中核都市でも平日はガラガラシャッター通り。
この賑わいはヒントになると思います。
で、食べ物に目を移すと。食の多様性は日本が圧勝。
食に関しては超保守なイタリア人でも少しずつ新しい売り方が浸透しかかっているようです。
目先の効く経営者がパスタで単品勝負の店を出店。勿論、フレッシュパスタです。
イタリア人も昼食で簡便なパスタを気楽に食べたいという潜在需要があったのです。
日本では当たり前のうどん、蕎麦のランチメニュー。
イタリアでもやっとこのカテゴリーのマーケティングが理解できたのでは。
ボローア市内で連日行列の“La Sfoglia”手打ちフレッシュパスタのこの店。2号店も出来たようで今のところ一人勝ちみたいです。
ならば、麺類好きの日本でもこの本場イタリア式手打ちフレッシュパスタの専門店がそろそろ登場するような。。。
但し、ありきたりの乾麺ではダメです。
リピーターが納得する財布に優しいお値打ちの自家製フレッシュパスタ(生パスタ)です。
それはそうとして逆に先の読めるイタリア人のフードビジネスの経営者が日本に来たら、ヒットしそうな売り方の”ネタ“がゴロゴロ。宝の山なんだけど。
まあ、極東の外れの島国には目が向かないか。