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フレッシュパスタに魅せられて(pasta fresca)
今年もMICHELIN?
2023年度版グルメ評価本の季節です。
すっかり日本でも定着したミシュラン、関係する飲食店には
掲載の有無は気が気でないでしょうね。
ネット上に溢れかえる皆でつける“〇〇”ランクも
気になるところ。真偽のほどは別として。
方やそんな情報よりも身銭を切って
自分流で”食を楽しむ“方々にはいまさらですよね。
そんな情報は参考程度。
![](https://assets.st-note.com/img/1674190326461-O7ZTBLgQKw.jpg)
では、食の大国、イタリアではどんな評価本が?
勿論、有ります!
“osterie d’ Italia”
![](https://assets.st-note.com/img/1674190789774-kyyXYFF9S4.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1674190625384-N6FK4FmuhH.png?width=1200)
出版元は北イタリアのトリノから電車で30分、ブラ村に
本拠を構えて、一貫して再生可能な食文化の伝統を実践しながら
応援しているあのカタツムリ・ロゴの
“スローフード本部”です。表記項目は、料理、ワイン、店舗環境
など、味だけでなく多岐にわたる評価が嬉しい。
調査員も州ごとに“食に造詣の深い”その土地での人選で行われて
いるようで、読んで見るとかなり公平な目線です。
スローフードの活動の一環として、イタリア各地の
厳選された食材にカタツムリのロゴを付与しています。
イタリアではちょこちょこ目にするのですが、
日本ではなかなか入手困難。
例えばオリーブオイル。もうすっかり
普通の台所にも居ついて鎮座しています。
でも、新物搾りたてはなかなかお目にかかりません。
どこが違うかと言いますと、搾りたてのEXオリーブオイルは
舌に乗せた瞬間”ピリピリ“と軽い刺激が。
フォッカチャにつけて待っている口に放り込む。もうそこはイタリア。
(オリーブオイルは時間の経過とともに、刺激はなくなり
マイルドに成っていきます)
このクラスのオリーブオイルは日本では中々出会えません。
だが見つけました!
![](https://assets.st-note.com/img/1674190725197-yyTY7CLiDl.png)
前回、呟いたあの大阪西区の店です。
<pasta+>(パスタ・ピユー)さん。
瓶のボトルにあのカタツムリのロゴがどんと鎮座。
それにしても、この店のこだわり度の高さ
かなりハイレベル。これからが楽しみな店です。
そして近い将来、 “スローフード本部の日本版”が出版される事を待ちましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1674190861290-LZO25Jpe7v.jpg)
で、いつもの“小さなパスタ屋さん”開業の為のヒントを。
イタリア料理の多様性は前回、呟きました。
調理未経験、未熟な腕の人でも、多様性の中から
選択し、集中することで小さなパスタ屋さんの
潰れ難い繁盛店を開業出来ますよ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96054497/picture_pc_04b78b80618ff2e91bcc591648db9dac.gif)
例えば、アサリのスパゲッティ
毎日10食注文があれば10日で100食
たった100日で千食。小さな店のオーナーシェフのあなた、
未熟な腕でも1,000回も同じアサリのスパゲッティを作れば
アサリのスパゲッティに関してはブレない味を作れます。
それが美味しいと評判になればとことん極める。
小さなパスタ屋の選択肢は一点突破集中あるのみ
あれもこれもと手を出さない。
では次回は飲食店の”同時性“を呟きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674190876215-qz4dHZ1hkV.jpg)