ある日突然やってきた ・機会をつくる
今日は、コワーキングスペース&シェアオフィス”マスマス”で、この夏インターンをしてくれていた学生のお話。
彼女はかなつなさんと言って、19歳の女子大生。
たまたまFBで流れてきた、1つのイベントに興味を持ち、横浜・関内にやってきた。そのイベントで、広報スタッフであるゴメくん(@hiroyuki_ho)に声を掛けたのがインターンのきっかけ。
実質彼女が来てくれたのは夏の2ヶ月間。短い時間だったけれど、僕とゴメくんが想像していた以上に、素晴らしい何かを残してくれて、風のように去って行った彼女を、せっかくなのでnoteで振り返ってみようかなと。
下の記事がその彼女がインターンを振り返った記事。
なんという言語化力。
移動中や、コーヒーブレイクの合間にぜひ。
成長の機会は自らつくること
まず彼女のスゴイところは、僕らがインターンを募集していたわけではなく、シェアオフィス・コワーキングスペースのコミュニティを活性化してくれる学生が居たらいいよね、と話をしていたくらいで募集も何もしていなかった状況からのJoin。
イベントに足を運び、スタッフのゴメくんと話をしている中で、インターンのニーズを聞き出して、ぜひチャレンジしてみたいとアクションしてきたこと。
「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」
これはリクルートの旧社訓。起業家をたくさん輩出している同社のコミュニティでは本当によく聞く言葉で、僕の前職でもR出身の方々が多かったので、自然と心に残ってるフレーズ。
これやん。
かなつなさん、めっちゃ自ら機会つくってるやん。
良質なインプットからのアウトプット
かなつなさんのインターンが始まってから、僕らも当初想定をあまりしていなかったものだから、何を依頼しようか定まっておらず、最初の1ヶ月は結構ゆるい感じでスタート。
まずは、どんな人達がどんな想いで起業したり、シェアオフィスという場で働いているのか、知ってもらいたかったので、入居者さんをランチに誘い一緒にいろんな話をしつつ、今大学生がどんなアプリやサービスを、日常使いしているのかを、入居者さんに知ってもらう機会にしたり。
最初のうちは、細かい業務のサポートをしてくれていた彼女が、1ヶ月くらいしてから、僕らの日々の課題感を聞くうちに、
「私が好きな会社やコミュニティはこんなことやっていて、なんかエモいいんですよね。マスマスでもやってみたらどうでしょうか? 私これやります。」
と提案をしてくれるように。
それが、きちんと僕らが作り上げたいコミュニティをうまく捉えていて、非常に魅力的で。多分最初の1ヶ月は、いろいろ吸収する時間で、ある程度自分の中で蓄積したものを、どうやって伝えたらいいのか、そういう視点になってくれていたのかなと。
スピードよりも、クオリティ。いい塩梅のインプット力と、最適なアウトプットの構成力。素晴らしい。
振り返りと言語化めっちゃ大事
最後に、彼女は振り返りと言語化力が高かった。
成長する起業家の特徴の中に、きちんと振り返りをできているかどうかが大事と言われていて、何が良くて・何か悪かったのか、それをどう改善して、次のアクションに活かせるか?を常に繰り返し日常の中で取り入れられる人が成功する起業家だと。
※その辺りは尊敬する和波さんのこちらの本にたっぷり書かれているので、ぜひ。
19歳ながら、この部分の振り返りと言語化のスピードがいい感じなんですよ。本人もnoteにも書いてますが、彼女自身も将来のライフプランに起業がしっかり入っていて、そのために学生時代はさまざまな経験をしたくて、今回のインターンを選んでくれたということもあり。
うーん、自ら機会を作って、多様な働き方に触れて、そしていいチャレンジを重ねているなと。自分の19歳の頃を思うと、すごい違い。。。恥ずかしい。
実際僕がnoteをはじめるきっかけの1つに、彼女が軽やかに振り返りと言語化を実践してて、すごくいいなと思ったからもあるんです。
自分もはじめなあかんなと。
ちょっと長くなっちゃいましたが、ある日突然やって来て風のように去っていった”かなつなさん”についての備忘録。
彼女が来てれたおかげで、僕らのコミュニティ運営の軸もとても整理されて、スッキリしたというか。第三者からの視点や感想が、ビジネスやサービスをシンプルに捉える上で、本当に大切なんだなと感じた夏でした。
かなつなさん、ありがとう!
19歳、おそるべし。
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そして、今マスマスではインターンを募集してます。
コミュニティについて、働き方について、コワークやライフスタイルについて、リアルな現場で働いてみたい方がいたらぜひオススメを!
もりかわ