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私は少し違うのかな

クリスマスになると見ていた子供番組から「プレゼントも貰えずに泣いてるかわいそうな子のためにサンタのおじさんにお願いしよう」というような歌が流れていました。
それを聞いて幼い私は「自分はどうやら大勢の人と違うところに居るらしい」ということだけは理解したような気がします。

でも、だって不幸とは認めたくなかった。王国会館にいけば「クリスマスや誕生日よりなんでもない日に貰う誕生日の方が幸せだから」と冊子に書いてあったから。

だけど、皆が何を貰ったか話し合ってる時、何も言えなかったときは惨めだった。

だけど皆は世の子だから
わたしはエホバの証人の子だから

校歌も歌わないし騎馬戦にも出ないし流行りの服は有害だし世の子と遊ぶことは学校の中で以外許されなかった
プリクラ帳もない、流行りのCDも持ってない、服もダサい、何かと変な行動をとる

異分子に子供たちが向けるのは初めは好奇の目、それからいじめです。

いじめから逃れるために、あと親から褒められるために「勉強のできる子」という称号を得なければいけなかった
まあ、2、3回は1ヶ月無視とかのいじめにはあったけど。
お陰様で勉強は出来るようになり、でも自尊心は全く育たず、自分をきたないと思うようになり、それでも親に愛されたいと願ってしまう事、神を愛してるとはっきり思えない自分は欠陥品なのだと感じて

私は自傷をはじめました。

#エホバの証人二世 #子供時代 #いじめ

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