線で繋ぐ③ 曼陀峠〜雲辺寺
阿讃縦走路とは
香川県観音寺市の余木崎~徳島県徳島市の長浜までの阿讃山脈を主に全長約120kmに及ぶ縦走路です。2022年4月23日に余木崎をスタートしました。少しずつの歩みの線を次へと繋げて完走をめざします。
これまでの歩み
曼陀峠へ
2022年5月28日
高松市内国道11号線の峰山口交差点から国道32号線を南下。
ローソンまんのう町買田店のそばにある買田東交差点から国道377号線へ自然に合流します。
大野原町辻東交差点で左折し県道8号観音寺佐野線をひたすら曼陀隧道方面へ。そして曼陀トンネル入口手前を左折します。
そこから道幅が狭くなります。
龍水の滝の標識と東屋が見えたので車を止めて降りてみました。
冷たくて綺麗な山水が静かに流れていました。
目的地に到着。前回の五郎山を下ったところにある曼陀峠です。
1台分の駐車スペースがあったのでそこに駐車して登山スタート!
曼陀峠〜雲辺寺
今回は、舗装道路をひたすら歩くコースのようです。
午前7時。冷たく透き通った空気が心地いい。
やっぱり山道へと足が向く。
蝮草(マムシグサ)
初めて見ました。茎の下の紫褐色のまだらな模様が蝮に似ていることから命名されたようです。球根には強い毒性もあるようです。
昔は生活に欠かせない、なくてはならない道だったようです。
ずーっと舗装路歩き。
たまに車も通過します。
山容がみえてきました。
いい香りがすると思ったら清楚な白いお花。
鉄塔が2つ並んで建っているところが雲辺寺山頂です。
まだまだ歩かなくちゃ。
杉木立の心地よい道に入りました。
雲辺寺まであと1.6㎞
車道と合流しました。
私達は県道8号線方面からきました
山道ならぬ参道へ
すると縦走コースへの道
カッコ~♪ カッコ~♪
鳥の囀りが響き渡る
なんて清らかな空気
清々しい
雲辺寺
四国霊場第66番札所「雲辺寺」
雲辺寺は紅葉の名所としても有名です。
このもみじの見頃が終わると、雲辺寺の紅葉の見頃も終わるようです。
清潔感のあるお手洗い
そばに公衆電話と自販機もあります。
山頂へ行ってみましょう。
毘沙門天像がお出迎え。
展望台の中は螺旋スロープで歩きやすい。
展望台からの大パノラマ
左側に見えるのが山頂公園です。
毘沙門天を見上げる。
山頂公園にも行ってみました。
天空のブランコとか天空のフォトフレームとか
いわゆる人気の「映えスポット」で、大勢の人出です。
なにやら撮影も行われていました。
讃岐平野や瀬戸内海が一望できる絶景スポットでのんびり。
雲辺寺~曼陀峠
ここから折り返しです。
夫婦杉
こんな風に寄り添って立っていたいな。
その昔、このあたりは「曼陀高冷地野菜団地」という場所でキャベツが生産されていたようです。
標高約600mの高冷地で栽培されるため病害虫の被害が少なく高品質のキャベツが生産できるそうです。
今もなおキャベツの苗がたくさん植えられていました。
もうすぐ曼陀峠に到着です。
往復約13㎞の舗装路歩きはけっこうキツかったですが、これも「阿讃縦走コース」です。次につなげる大切な歩みができました。