線で繋ぐ④ 雲辺寺~中蓮寺峰
阿讃縦走路とは
香川県観音寺市の余木崎~徳島県徳島市の長浜までの阿讃山脈を主に全長約120kmに及ぶ縦走路です。2022年4月23日に余木崎をスタートしました。少しずつの歩みの線を次へと繋げて完走をめざします。
これまでの歩み
雲辺寺へ
2022年6月4日
前回ゴールの雲辺寺から六地蔵峠を経由して中蓮寺峰で折り返す縦走の旅。
いつものように山頂へ登ってから下山するのではなく、山頂スタートで下山してから登るという行程です。
雲辺寺へのアクセスは、高松市内から国道32号線をひたすら徳島方面へ。
新猪ノ鼻トンネル(長さ4187m)に入り、出口すぐに県道6号、込野観音寺線へ左折します。
そこからしばらく道なりに進み、野呂内構造改善センターあたりから県道268号、野呂内三縄停車場線へ道なりです。
(株)山全アスコ産業廃棄物最終処分場に突き当たり右折します。(「雲辺寺は右折」の標識あり)
あとは雲辺寺第2駐車場、さらにその奥に第1駐車場まで道なりです。ちなみに、第1駐車場には車5、6台の駐車スペースがあります。
雲辺寺〜阿讃縦走路分岐
雲辺寺駐車場に車を停めて参道を歩きます。
五百羅漢がお出迎え。
いってきますとご挨拶して
登山道へ。
分岐を右へ
蚊取り線香をスタンバイ🌀
おしゃべりしながら左の道を進んでしまい、途中で道間違いに気づいて引き返したところです。
正解は右でした。
ほら、目印あった!
阿讃縦走路分岐〜山本三角点
あっ、車にグローブ忘れちゃった!!
お茂りの道。
蜘蛛の巣を巻き取りながら進みます。
今日のテーマは「休息と補給」
長時間たくさんの距離を歩くのですから、なるべく体力温存したいですね。
ここで小さな梅おにぎりをひとつパクリ。
草が茂って不明瞭な道もこの道標があれば安心できます。
「辻」とは二つの道が交わる分岐のことだそうです。たしかにそうなっていました。
穏やかなアップダウンも楽しい。
山本三角点
ミニどら焼き。
個装って便利。
山本三角点〜蜂ヶ谷三角点
分岐を示す石碑と大きな赤松。
石碑には
「左 うんべじ
右 こんぴら」と掘ってました。
うんべじとは雲辺寺(うんべんじ)のこと。
こんぴらとは金比羅さん。
右の道は踏み跡がなく道らしきものも見えませんでした。
光が差していい気持ち
蜂ヶ谷三角点
蜂ヶ谷三角点〜六地蔵峠
草をかき分けて
蜘蛛の巣払いながら
足元は蛇に気をつけて。
マダニも注意してね。
夏の山にも危険がいっぱい。
長く続く下り道。
六地蔵峠に近づいてる感じです。
道路が見えてきました。
六地蔵峠
香川県と徳島県の県境です。
石造六地蔵菩薩
体調次第ではここで折り返すのも有りだったけれど、こまめに「休息と補給」ができたので元気!
ここでゆっくり休憩して、この先の中蓮寺峰まで行けそうです。
蚊取り線香を取り替えたり、バナナ食べてチャージ完了。
六地蔵峠〜中蓮寺峰
ここから入るみたい。
いきなりの急坂
登ったところでは木々の隙間から差し込む日差しがお出迎え
清々しくで気持ちいい
大きなサルノコシカケ
大きなヌタ場です。
細い尾根道
岩を破り
青空が見えてきました。
中蓮寺峰に到着しました。
東屋やベンチなどきれいに整えられた広場です。
出発から約4時間。
東屋でゆっくり腰を下ろしましょう。
小さい大福とスイカ。
「早起きは三文の徳」
座っていた後ろにあったこれを読んで前向いたら
スイカが3つになってました!!
主人「おいしくてつい食べすぎちゃった~」
三角点を探しにうろうろ。
ありました。
反対側からの広場もすてきです。
名残惜しいけどそろそろ戻らなくちゃ。
中蓮寺峰~六地蔵峠
親切な道案内、たすかります。
六地蔵峠まで帰ってきました。
途中の急坂で足を滑らせて転倒し、右膝を痛めてしまいました。
なんとか自力で歩けますが慎重に。
六地蔵峠~雲辺寺
六地蔵峠で休憩。
膝にアンメルツを塗ってコウノエベルトを装着。
一応鎮痛剤も飲んで下山に備えます。
全部来るときに通った道だけど、雰囲気がちがうから
山登りってやめられない。
雲辺寺山頂がみえてきました。
来るときに取り忘れてたピークがあるから行かないと。
鉄塔に向かって進むと
あった910.7mの三角点
朝見送ってくれた五百羅漢まで戻ってきました。
ただいま。
今回は「休息と補給」をテーマに体力温存しなから歩くことが目標でした。
一口サイズのおにぎり、小さいどら焼き、甘納豆、バナナ、大福、スイカ、凍ったゼリー飲料、カロリーメイト、飴などを行動食として、
少量をこまめに摂取することを意識しました。
おかげで疲労感も少なく、豊かな自然を満喫できました。
阿讃縦走路、ここまでつながりました。
負傷した右膝は後日診察の結果、骨に異常はなく内側側副靭帯を痛めてしまったようです。靭帯きれてなくてよかった~。
湿布と鎮痛剤と固定が必要で、主人が見つけてくれた膝サポーター「ザムストEK-3」をつけてます。
毎週順調に進んでいたのに足止めしてしまい悔しいですが、残りの縦走路を楽しく踏破すべく、今はしっかり膝のケアしたいと思います。