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【自分の立ち位置を振り返る為に】

皆様、おはようございます。
今回も、アツく、楽しく、面白く、皆さんが保育を楽しめるように、背中を押せるような学びと気づきのnoteを書かせていただきます‼

よければ最後までお読みください。

今回はタイトルを理解してもらう手段の一つとして、私が施設内で研修をしたうちの一つを皆さんに体験してもらえたらと思います。

私の普段行う研修の目的としては「これが正しい」「これを実践しましょう」と一方的にしゃべって押し付けるものではなく、あくまで自らが考え、アウトプットする事で自分の現状に気づき、そこから何をプラスしていったらいいかを自ら気づき、正解か不正解か関係なく自分で実践するきっかけを与える、という事を大事にしています。
(詳しくは「研修をする上で大切な事」も参照ください)

私の仕事は児童館、学童クラブの業務が中心です。
そこでの勤務する上での資格は「放課後支援員」が今は重要になっています。

そんな「放課後支援員」としての仕事で大切なのは

「支援する」
「繋げる」
「見守る」

この3点です。
それぞれについて少し詳しく解説すると、

【支援する】


「支え、助ける事」であり、それは物理的な側面だけではなく、心理的な支えも「支援」として考えられます。
学校や家庭で過ごす中で子ども達はストレスフルに過ごせる、なんて事はほとんどありません。
自分をありのまま出すために児童館に来る、もしくはストレスを発散させるために児童館に来る、なんて子どももいます。
児童館はそもそも「来たかったら来る。来たくなかったら来ない」という場所です。
ストレスがたまる場所なら「児童館に行こう」という選択肢は子どもの中には生まれません。
児童館に来る、という事は少なくとも自分の中の感情や居心地の良さを求めてくる、から来るのです。
そういった子どもの「心理的な安全」を支えるのが仕事です。

子どもだけではなくその後ろにいる保護者、乳幼児親子も勿論その対象です。

【繋げる】


児童館は「地域の居場所」です。
放課後児童クラブガイドラインにも「学校や地域、その他関係機関との連携を深める」とあります。
児童館、学童クラブに来る利用者の様子を時にはコミュニケーションを取りながら、時には俯瞰で観察しながら、必要な期間に繋げる。
その為には地域の資源を把握する必要があります。
ただ一緒に遊ぶわけではありません。
ただ日々イベントを企画するわけではありません。
あくまでそれをツールとして利用者を支援していく。
そのためには自施設だけでは当然完結できるわけではなく、専門性を持っている期間に「繋げる」。
これが大事です。

【見守る】


自主性、社会性、創造性を培う、というのが放課後支援員の大事な業務です。
子どもが自分で選択し、自分からコミュニケーションを取れるように、そして自分の考えや想い、イメージを思うがままに表現できるように我々は「環境」を整えなければなりません。
逆を言えば「環境を整えたらあとは子どもが自らチャレンジするのを見守る」のが大事という事です。
こちらから「これを設定したからやってごらん」と進めてしまった時点で子どもの自主性は失われてしまいます。
設定したら子どもが興味を持つまで待つ。見守る。
例えそれが徒労に終わって全く子どもの心が動かなくても。
それはその時子どもが「やらない」を選択しただけにすぎないからです。
それも含めて「見守る」のが大事です。

これらが放課後支援員の業務である中、先生でもなく親でもない立場として求められます。

それでは、実際にワークをしてみて、ご自身が今どんな立ち位置かを俯瞰で知ってみましょう。


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