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「怒りたい‼」をコントロールするにはどうしたらいい?

皆様、おはようございます。
今回も、アツく、楽しく、面白く、皆さんが保育を楽しめるように、背中を押せるような学びと気づきのnoteを書かせていただきます‼


冒頭から皆さんへ質問です。

皆さんが子どもの時、親、もしくは先生に怒られた時、どんな感情で聞いていましたか?


私は「自分の気持ち、分かってくれないな」「そんな言い方されたらなんも言えない」「とにかく高圧的で怖くていやだな」が大半でした。

小学生3年生の時には忘れ物をしただけで先生に胸倉をつかまれ、壁に押し付けられて怒られたこともあります。
(その後暫く自分の机に戻る事も出来ず泣きながら立っていた記憶は今でも覚えています)

それ位、「大人」という存在、そしてその大人に怒られる事が怖くて嫌で仕方なかったです。

当然大人の顔色を見るようになったし、自分が発するコトバも、大人が発するコトバにもかなり過敏になりました。
今の自分がコトバを大事にするのはこれらの体験が要素の一つでもあります。

さて、今回は「叱る」という部分についてお話をします。

怒ると叱るの違いをざっくりと説明するとこうです。

怒る:自分の感情をぶつけ、攻撃的に否定する事
叱る:相手を認めながら、客観的に相手の為に指摘する事


保育に携わる人、子育てをしている人、組織に属していてスタッフと顔を突き合わせて働いている人。
その全てにおいて、人とのコミュニケーションが欠かせません。

その中でどうしても自分の意図せず動かれてしまったり、思い通りにいかないとき、自分の信念を揺るがされた時、その原因となる相手に対する感情で芽生えてしまう怒りの感情があると思います。
この感情のまま相手にコトバをぶつける事を「怒る」という事になります。
且つ、感情的になるので自然とコトバ遣いも乱暴になったり、大きな声で威圧的になるのです。
これでは小学生時代の私と同じで、何も相手には届きません。
ただ自分の苛立ちの感情のはけ口としてしまっているだけです。

例えば保育においてはこれでは子どもは大人の顔色を見て育つようになります。
「怒られるからやめよう」と、大人由来の判断になってしまい、子ども自身の自由な発想や行動力を抑制してしまいます。
職場に於いては「あの上司すぐに感情的になって怒鳴りつけるから相談するのやめよう」と距離を置かれ、情報共有などがスムーズにいかなくなり、業務に支障が出たりもします。

感情に任せて「怒る」という行為は何一つ、誰一人として得はしないのです。

さて、上記の部分で叱る、怒る、という点においてキーワードとして出ているのは「感情」という単語です。

職場においても、保育においても、子育てにおいても、この「感情」をどれだけ抑制できるか、が非常に大事です。

なので、結論、大事なのは

「自分の感情をコントロールする」=「怒る、というアクションをする前にやれることがある」


という事になります。
ただ、「分かっていてもできない」そういう事もありますよね。

その為に取り組んでほしい「やれる事」は以下3つです。

「状況を見極め、想像する」
「指導されている側の感情を読み取る」
「どうしてこういう姿を見せたり、行動をするんだろう、と想像する」


この3つを意識してみましょう。

何故それが必要か、をお話させていただきます。


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