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私の束縛日記〜彼氏が他の女の子にデレデレしてます〜

玲:じゃあ〇〇、やるよ?

〇〇:はぁ。分かった。

僕の名前は山﨑〇〇。大学2年生。彼女の大園玲とは高校で出会い今は同棲している。

玲:じゃあそこに正座して?

〇〇:うん。

僕は玲に正座を促され、僕は正座をする。

玲:じゃあまず月曜日。〇〇は浪人して入ってきた新入生の藤吉さんにデレデレしていた。

〇〇:え?別にデレデレしてないよ。それにさ、、

玲:言い訳はいらないよ?これどうゆう意味か説明してくれる?

玲は、めちゃくちゃメンヘラ気質であり、玲は僕が他の女の子と話してたり、デレデレしたりしている所をメモし、毎週日曜日にその事を僕に問い詰めてくる。

〇〇:あれは夏鈴が話しかけてきて

玲:夏鈴?

〇〇:あ、その玲が言ってた藤吉さんの下の名前が夏鈴って言って

玲:ふーん。下の名前で呼んでるんだ。

〇〇:あ、いやそれは

玲:それは何?

〇〇:で、でもさ別に呼び捨てで呼んでも良くない?

玲:いや、別に良いんだけどさ、でもさ、私の事は高校2年生の冬の付き合う前まで大園さんって呼んでたよね?そのくせに、大学で会った女の子はすぐに下の名前で呼んでるんだ。

〇〇:ご、ごめんなさい。で、でも

玲:言い訳はいらないよ?今、謝ったよね?

〇〇:はい。謝りました

玲:罪を認めたって事だよね?

玲は僕に圧をかけるようにそう言う。

〇〇:は、はい。これは僕が悪いです。

玲:じゃあペナルティ1ね。

〇〇:ごめんなさい。

玲:じゃあ次は火曜日。先輩の渡邉理佐さんに頭撫でられてデレデレしていた。これはどうゆう意味?

〇〇:え?あ、あれは

僕は思い出し、ニヤニヤしていると、、、

玲:〇〇!!

玲は僕を大きな声で呼び、細い目をして見つめる。

〇〇:は、はい。ごめんなさい。  

玲:何、ニヤニヤしてるの?

玲はニヤニヤしながら僕に近寄ってくる。

〇〇:は、はい。すいません。

玲:何をニヤニヤしてるの?

〇〇:い、いやそんな事は、、、

玲:ねぇねぇ私の事嫌いなの?

〇〇:いや、そんな事は

玲:嫌いなんでしょ?

〇〇:いや、好きだよ。玲が1番好きだよ。

玲:いつもそうやって言ってるじゃん。私よりも理佐さんの方が好きなんじゃないの?

〇〇:いや、そんな事はほんとにないです。信じてください。

玲:はぁ。

〇〇:ほんとにごめん。次からはほんとに気をつける。

玲:これはペナルティ+2ね。

〇〇:え?いや、でも

玲:なに?文句あるの?

〇〇:すいません。ないです。

玲:水曜と木曜は特に女の子と話してる様子は無かったけど〜

〇〇:無かったけど?

玲:私が〇〇を喜ばせようと髪の毛を短くしたのに、リアクションが薄かった。

〇〇:いや、そんな事ないよ。だって、ショートカットめちゃくちゃ好きだもん

玲:え?そうなの?

一瞬、玲の口角が上がったような気がした。

僕は少しホッとした。

〇〇:そうなんだよ。俺さ、玲に言った事なかったけどショートカットが1番好きなんだよ。だからさ、玲がショートカットにしてきた時、めちゃくちゃ嬉しかった。

玲:ふーん。

玲の表情が少し曇ったような気がした。

〇〇:玲、どうしたの?

玲:だから、藤吉さんと理佐さんと楽しそうに話してたんだ?

〇〇:それはごめんって

玲は僕の言葉を遮るように、、、

玲:2人とも髪の毛短いもんね。

〇〇:いや、それはたまたまで

玲:たまたまね〜。それなら良いけど。

〇〇:う、うん。

玲:でも、ペナルティね。

〇〇:え?何で?

玲:〇〇が悪いんでしょ?

〇〇:そうです。

玲:じゃあ次は金曜日。〇〇は出かけると言ってそのまま2時間くらい帰ってこず、帰って来たと思ったら酔っ払ってて私の事をひかると呼んだ。

〇〇:え?絶対嘘だ。

玲:嘘じゃないよ?私の事をひかるって読んでた。しかも、何回も

〇〇:まじで記憶に無いな。

玲:浮気してるの?

〇〇:し、してない。それはほんとにしてない。

玲:ひかるってだれ?

僕は少し嘘をつこうとしたが、全て玲に見透かされてるような気がして僕は正直に言う事にした。

〇〇:元カノの名前です。

玲:ありがとう。

〇〇:え?

玲:素直に言ってくれてありがとう。絶対嘘つくと思ってた

〇〇:いや、俺は玲には隠し事はしたくないから

玲:いひひ。ありがとう。じゃあペナルティ2で許してあげる。

〇〇:え?何で?

玲:当たり前でしょ。だって、彼女の名前間違えたんだよ?普通の女の子だったらペナルティ10くらいだよ?

〇〇:いや、そんなシステムがまず他のカップル無いから

玲:なに?口答えしてる?

〇〇:し、してないです。僕が悪いです。

玲:だよね?って事は土曜日は特に何も無かったから今週はペナルティの合計は6だね

〇〇:え?6?

玲:うん。夏鈴ちゃんって下の名前で呼んでたでしょ。理佐さんに頭撫でられてニヤニヤしてたでしょ?ショートカットを好きって言って遠回しに2人の事を可愛いって言ったでしょ?そして、私の名前を間違えた。

玲はめちゃくちゃ早口で僕の罪を言った。

〇〇:はぁ今日は許してくれないかな?

玲:え?絶対許さないよ?〇〇には私の事を1番に思ってほしいんだもん。

〇〇:ごめん。今日は何をするの?

玲:ペナルティ6もあるからなぁ〜。うーん。どうしよっかなぁ。

5分後

玲:決めた〜。

〇〇:何にする?

玲:北海道行こ〜

〇〇:北海道?旅行に行くって事?

玲:うん。

玲は満面の笑みでそう言う。

玲:行きたかったんでしょ?

〇〇:え?何で知ってるの?

玲:ふふ。皆から聞いたよ?

〇〇:え?何を?

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先日の土曜日。

玲:ふんふんふーん。

私は鼻歌を唄いながら、大学に忘れ物をしたので大学に向かっていた。

玲:あ、理佐さん。今日、授業ですか?

理佐:あー玲ちゃん。そうなの。玲ちゃんは?

玲:ちょっと忘れ物しちゃって

理佐:あ、そうなんだね。

玲:じゃあ失礼しまーす。

理佐:あ、ちょっと待って。

玲:どうかしました?

理佐:あの〇〇君がね、、、

理佐さんは〇〇との会話の内容を話しを聞いた。

玲:そんな事があったんですね。ありがとうございます。

私は理佐さんと解散して、家に帰ろうとしてると、、

??:あのすいません。

玲:あ、藤吉さん。

夏鈴:こんにちは。藤吉夏鈴って言います。実はですね、、、

夏鈴は玲に〇〇の事について話した。

玲:え?そうなの?

夏鈴:はい。何で今後ともよろしくお願いします。

玲:分かった。あとさ、年齢同じだからさ、タメ口でいこ?

夏鈴:うん。

夏鈴と私は解散した。
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玲:ほんとに疑ってごめんね。

〇〇:い、いや別に大丈夫。

玲はメモをしていた紙を破る。

玲:もう〇〇の事は疑わない。束縛もやめるね。ほんとにごめん

〇〇:俺は玲の事が1番好きだから。安心してね。

玲:いひひ。ありがとう。でも、まさか藤吉さんと〇〇が親戚だなんて

〇〇:びっくりしたでしょ?

玲:うん。めちゃくちゃびっくりした。あと、理佐さんと話してたのも北海道の旅行の事話してたんだね。

〇〇:う、うん。ごめんね。疑うような事して。サプライズでやりたかったんだけど、玲が喜ぶか自信なくて理佐さんに話かけてしまったんだ

玲:でもさ、サプライズだったら理佐さん言ったらダメだよね?

〇〇:確かに。何で言ってんの?

玲:ね?分かんない。

〇〇:まぁ別にいいか。

僕と玲は笑い合った。

玲:ひかるちゃんにお礼言っててあげてね。

〇〇:え?ひかるに?

玲:うん。金曜日、〇〇を介抱してこの家まで連れてきてくれたんだよ?

〇〇:え?ひかるが?

玲:うん。その後、実はひかるちゃんと〇〇が寝てる横でずっと話してたんだよ。

〇〇:え?そうなの?全然知らなかった。

玲:その時にさ、〇〇の過去の事とか今日何であってたとか全部話してくれてさ、

〇〇:そうだったんだ。

玲:うん。それを聞いて〇〇の事信じないとなって思ったし、より好きになったよ?

〇〇:変な事言って無かった?

玲:うん。ひかるちゃんの事をチビ猿って一時期読んでて泣かせた話は聞いたけどね

〇〇:あいつそれだけは言うなって言ったのに

玲:ほんと、最悪だね。あとね、ひかるちゃんね、今彼氏居るんだって

〇:え?まじで?

玲:何でちょっとショックそうな顔してるの?

〇〇:い、いやそんな事ないよ。

玲:私が束縛辞めるって言ったからって言って気抜いてたらまたやるからね?

〇〇:あ、あのその事なんだけどさ。

玲:ん?なに?

〇〇:もっと束縛してほしいなって

玲:え?でも、嫌がってたんじゃないの?

〇〇:最初はめんどくさいなって思ってたんだけど、最近、玲の事がめちゃくちゃ好きで束縛されてると玲に愛されてるんだって嬉しくて

玲:もう私に依存しちゃってるんだね。可愛いなぁ

〇〇:うん。だから、お願い。

玲:分かった。じゃあこれからもたくさん愛してあげる。

〇〇:うん。

玲:早速なんだけど、さっきさ

〇〇:うん。

玲:最近、めちゃくちゃ好きって言ったよね?

〇〇:うん。

玲:前は好きじゃなかったの?

〇〇:い、いやそれは

玲はそう言い、僕を問い詰めた
[終]

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