税理士試験66(労働保険料申告書)
ワタクシが塾を経営している。
毎年5月末になると、労働保険・一般拠出金申告書なるものが届く。
これは自分で数値を入力し労働保険料などを計算しなければならない上に労働保険料を納めさせるというもの。
めんどくさい思いをさせて、その上お金まで納めさせる!
なんじゃこの制度は!!
って思っている方々も多いはず(笑)
今年も例年のごとく、夕方くらいに例の物が届く。
仕事終了後、何となくモヤっとするので、さっさと開封して申告書作成した。
例年と仕様が違って若干グダったが、無事作成完了。所要時間50分。
この労働保険料申告書。
これの作成を円滑にするためのワタクシの手順などについて述べる。
まず準備する物は、
・去年4月~今年3月の給与支給額がわかる資料
(各月の支給額、支給人数がわかるもの)
・前年の労働保険料一般拠出金申告書
(前年のものがあれば何となく数値の記載場所がわかりやすい)
これらのものが準備できたら、
・パンフレットの下書き用紙を切り取る
↓
・同封の集計表に集計
↓
・集計表の指示通りの場所に、下書き用紙に順次記入
↓
・下書き完成
↓
・清書用紙に、下書きを見ながら書き写す(筆圧強め)
これで完成。
集計表や下書き用紙には該当箇所以外にも書き込みがいっぱいになる。
今日、タイトルに「税理士試験」と入ってはいるが、厳密に言えば、税理士試験で労働保険料の手続きなんてやったことがない。
おそらく社会保険労務士の仕事なのか?
だからワタクシ、塾を始めた初年度、この申告書の作成方法が全くわからずびっくりしたのだが、同封の「申告書の書き方」を見ながら作成していったらグダリながらではあるが無事作成できた。
2年目以降は上記のテンプレ通り作成をしているため、めんどくさいながらも比較的楽に作業ができている。
労働保険料申告書。
確かに、税理士試験とは直接関係ない。
でも、税理士試験を経験したおかげで、下準備をするスキル、一見勝手がわからないものでも資料を見ながら作成するというスキルが身についた気がする。
税理士試験に感謝、そしてやりきった自分、下準備をするようになった自分をほめてやりたいと、労働保険料申告書を作成した後、毎年思う。
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