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会計の地図
会計の地図
日経新聞の広告にて、何となく気になったので。
3つのパートに分かれている。
1.自分は、会社にどう貢献しているか?
2.会社は、社会から何を求められているか?
3.自分は、社会に何ができるのか?
難しい会計理論の話ではない。
いかに“のれん”が重要かを述べている。
その“のれん”を作り出すためには創造性が必要。
PBRという指標がある。
PBRは “時価総額÷純資産” で算出する。
のれんは “時価総額-純資産” で算出する。
日本の企業の大半はPBRが1未満とのこと。
PBRが低いということは、のれんがない(マイナス)ということ。
つまり、市場からは、本来の企業の実力よりも過小評価されているということになる。
なぜか?
それはのれんを生み出す力が不足していると思われているから。
じゃあのれんを生み出すためにはどうしたらいいのか?
その方法の1つとして“逆説の構造”というフレームワークが紹介されていた。
当たり前をどう覆すか?
どう覆すか?の度合いが強いほど創造的であるという。
誰もが覆せない定説を考える。
定説は時代によって変わる。
逆説とは未来の定説を考えること。
ワタクシ自身、創造性というものが欠けていると思っている。
どうやったら創造的になれるのか?って思っていた矢先にこの部分を読んで納得。
定説を考え、逆説も考え、組み合わせる。これだったらまだできそうな気がする。
会計に詳しい人にとっては、前置きが長いと感じる部分もあるから、読み飛ばしてもらっても構わない。
そういう人でも、最後の「パート3」だけは読んでもらえたらうれしい。
本書の“はじめに”の部分を引用。
パート1と2は会計を勉強したことがある人にとっては物足りないかもしれない。(とは言いつつ、知らないこともあったのだが)
本書のタイトルが“会計の地図”なのだが、この地図の部分にもさほど感動はなかった。
正直この本失敗したかな・・・って思っていたが、パート3の部分で重大な気づきを与えてもらえた。
“逆説の構造”、考えてみることにする。