麻雀プロだったよ prologue
はじめましてまんぼっちです。
タイトルにあるのですが麻雀プロでした。
元麻雀プロという人は世の中には5万といるでしょうね。
そんな中、実力も無くプロを辞めた私が麻雀についてあれこれ語っても響くものなんて皆無だと思います。だから私がこれから書くことは純粋な読み物です。体験談です。
よく風俗にいってみたら~みたいな体験記と思っていただければ幸いです。あわよくば麻雀好きじゃなくても麻雀界にちょっと足を突っ込んだ体験をこのnoteを通じて感じてもらえたら私のしたかったことは晴れる気がします。
そもそも王座タイトルも無縁、戦術書を出せる知識も無いわたしがこんなことを書くのかというと、もはや自己顕示欲が強いからとしか言えません。
かくいう私はもうオーバー三十路。俗にいうおじさんです。おじさんは自己顕示欲の塊です。個人的に配信サービスは大好きでtwitchとかニコ生とかよく見ています。生主さんと話すのは楽しいけど、ふと気づくと自分のことを語ってるんですよね。もう治らないんですよ。生主の配信なので自分の事語ってるやつきもいと思いますよね?そうなりたくないと生きてきたはずなんですが、なってるんですよ。
なのでおじさんの自己満足だとおもってお付き合いください。
私がプロになったのはもはや10年以上も前のこと、なのでここで語る全てが現在も行われている確証はないので、ひとつの物語として留めておいてください。
そもそものきっかけは麻雀が好きだった事と、親父が博打好きで小さいころからそういったものを目にしてきたり体験してきたからであり、もはや英才教育の賜物ですね。ある時期からモンド21(スカパーの番組)で麻雀番組とパチスロ番組ばかりに没頭する時期もありました。モンドのプロの打牌を見ては、それじゃねーろと野次を飛ばすのが日課でした。
その時自分が好きだったプロは河野高志プロでした。攻撃的でなんぼ打たれても立ち上がってくる姿が好きになった理由でしょうね。あと一番印象に残ってたのは長村大プロでしたね。当時からすると奇抜なファッションで卓にいる姿は今も覚えています。そういったプロを知っていくとやはりプロの世界に憧れてしまうんですね。
私はとても簡単な人間です。BECKを読んでギターを始めたし、モンキーターンを読んで競艇に興味を持ったし、弱虫ペダルを読んで自転車をはじめたくらい影響されやすい人間です。そんな中、現実的になれそう!って感覚が強いのが麻雀プロってのもありましたかね・・。調べれば調べるほど敷居の低さを知ったのもありましたし、なによりやる気があればなんでもなれると思ってた若き原動力がそうさせたんでしょうね。
よしプロを目指そう!とまずやったことはルールを熟知すること。なので点数計算から麻雀の歴史までまず読み漁るところからはじめました
なんかこの時点で成功しなさそうな人ですよね。でも私って昔からこうなんです。なにかに興味持ったらまずはやる!ってよりは知識をひたすらつけて恥ずかしい思いをしないよう整えてから参加したいんですね。もうこれも変えられないものですね。
その当時、本に穴が開くくらい読んだのが【麻雀トラブル解決法 答えてバビィ 1卓に1冊!! 麻雀もめごと親睦の書】でした。 この本はすごいですよ!麻雀でありがちなもめごとの解決をズバッとしてくれるし、麻雀の歴史も教えてくれます。amazonで1円だからみんなも読もうね!
でもこの本にはプロ目指す者への大切なことが書いてあることに辞めてから気づくんだけど、その当時はきっと本能的にそのページを避けてたんでしょうね。人間って怖い!
ある程度点数計算に自信を持ったところでオンライン麻雀に参戦です。そしてある程度麻雀を知れたところで雀荘デビューをしました。0.5で初心者歓迎!なチェーン店に行きデビューをしてきました。幸いとてもやさしいクリーンな雀荘だったのですごく楽しかった思い出です。
唯一この雀荘を好きになれなかった理由が一個あったのですよ。頻尿な私は麻雀の途中にメンバーの人に代走といって変わりに打ってもらうことがあるんですよ。頻尿がうえに2半荘に1回くらい頼むんですが、このメンバーの一人が癖の強い理牌(牌を見やすいように並べる事)をするんですよ。
自分は愚直にマン・ピン・ソー(萬子・筒子・索子)の順番で並べるんですけど、このメンバーは手牌が左から123 678とか手にあったら、876 321って並べてくるんですよ。左利きでもそんなことしねーーーだろ?とか思ってたんですけど、こういう人っていますかね?いるなら理由を教えていただきたい所存です。
愚痴はさておき、麻雀好きが高じて当時バイト先の同僚も誘って雀荘に行ったりもしました。でも、その子を麻雀に誘った次の日くらいから明らかに別の女の子の同僚が私を避けはじめたのはよ~~く覚えています。そりゃ雀荘に入り浸る人なんて怖いよね・・。麻雀友達を得たのと引き換えに女の子の連絡先を失いました。
なんやかんやで麻雀を打つことに自信を持てたわたしは、プロ試験の日程に狙いを定めてさらに他の雀荘デビューをしていくのでした。
次回からもっと業界っぽいことを話せたらと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?