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いらない話

飲み会が楽しかった。

先月会社を辞めた友達の送別会ということで久しぶりに会社の友達とゆっくり話ができた。

やっぱりこういうことが大事だなと思った。人に会って話をする。ネットフリックスを見たり、ハイキングに行ったり、どれだけプライベートを充実しているつもりでも、人とコミュニケーションを取ることに敵わない。

一応会社の同僚だから集まるときは、どうしても仕事の話になってしまう。

会社で言えないことを話しり、共感してもらったり、溜まったフラストレーションを吐き捨てたりしてストレス発散としてはこいうのが大事だと思いつつも、ほとんどはただ愚痴っているだけだ。ちょっとくらいならともかく、愚痴を吐き出せば止まらなくなるからいつもいらない話しちゃったなぁと反省する。今日もそう思った。

最近の僕というのは、正直のところ会社に対してそんなに不満があるわけではない。メンタル的にはあまりいい状態ではなく仕事へのモチベーションが低いことは確かだが、「会社がこうだから嫌だ」というようなことはない。それより、単に仕事内容に関心が低いだけだ。俗にいうミスマッチということだろう。

周りに高いモチベーションの人がどんどんと集まってきてその温度差に苦しんでいる。言い訳にはなるかもしれないが、やっぱり好きで仕事している人と義務感で仕事しているとではパフォーマンスに大きな差が出る。そういう人が1人か2人でもいればまだいいけど、周りがみんなそうだったら、そうじゃない人は置いていかれる。ただ業務をこなすだけでは足りなくなってついに追い越され置いていかれるようになってしまう。先輩社員でありながら輪に入りにくい空気感に包まれつつあり息苦しい。

飲み会では、理由は様々にしてもみんながそれなりに仕事に悩んでいる。辞めたいと思いながらも転職活動がうまく行かなかったり、先行きの不安が拭えず尻込みしてしまったりして、結局辞められずにいる。

仕事で心細い思いをしている分、同じ状況にいる仲間に共感してもらったり、励まし合ったりするのは心強い。だけれど、ポジティブな話もしたい。愚痴ばかりではなく、夢を語り合ったり、笑い合ったり、元気が溢れ出るほどの話ができる時を待ち望んでいる。

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