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スポーツギフティングサービスで届ける新しい応援のカタチ

「推しのためにできること」

どの界隈でも推しがいる人ならそんな行動指針を心に持っていると思います。

CDやDVD、配信など販売されているものを購入したり、ライブに行ってグッズ購入したり。舞台や映画、スポーツ観戦もチケットを購入して現場に足を運ぶことが応援に直結する。同時に海賊版は燃えてなくなれ、転売ヤー滅びよと心の中で念を送ってる人もいるでしょう。

そしてやっぱり現場はいいなと、こんな世の中だからこそ身にしみて思う日々です。

たとえ現場に足を運べなくても、まだ現場で声を出せなくても、応援の力をもっと強く大きくする方法があれば……。

そんなファンの気持ちに応えてくれるのが、スポーツギフティングサービス「Unlim(アンリム)」です。

Unlimとは

Unlimより(スクショ画像)

Unlimは、応援だけでは伝えきれない、よりたくさんの「好き」「ありがとう」「頑張れ」という想いを、直接アスリートに届けることが出来る、スポーツギフティングサービスです。

Unlimを通じて寄付をすると、好きなアスリートに応援ポイントを贈ることができます。集まった寄付金は、アスリートに贈られた応援ポイントや活躍などによって、アスリートやチーム、各種公益性のあるスポーツ振興団体に届けられます。

アスリートやチームに届けられた寄付金は、遠征費をはじめとした活動資金、病気や怪我などの治療費、社会貢献活動など、アスリートやチームが自由な使途で活用できます。

Unlimより

一度にできる寄付は10ポイント(つまり10円)から300,000ポイントの間で自分で決められるので、「寄付」の言葉からイメージされる敷居の高さがありません。一度きりではなく繰り返し何度でも、自分の好きなタイミングで寄付ができ、継続してアスリートを応援できるのが魅力だと思います。

いいなぁ~いつか推しがUnlimに参加してくれたら……と思っていた今年9月。今シーズン最初の試合の日、始まりを告げる鐘が鳴り響いたのです。

ついにきた!と思いました。なによりうれしかったのが、2026年のミラノ五輪も目指していると言ってくれたことでした。アスリートとして、これからも競技を追求していくという決意表明だと受け取りました。

Unlim 山本草太選手ページより(スクショ画像)

寄付は自分を見直すきっかけに

寄付をするにあたり、マイルールを決めました。

  1. 自分の生活に支障をきたさない額を毎月1回寄付する(通称:定期便)

  2. 試合やアイスショーなど「本番」がある月は、おつかれさまでしたの気持ちを込めて、追加1回までは可とする(通称:ジュース代)

  3. 誕生月(1月)は無理のない範囲で定期便にちょっとだけ上積みを可とする(通称:お年玉)

自分は石油王ではなく、しがない一会社員なので(笑)寄付をきっかけに今までの生活を見直して「これは無駄遣いだったな」というところを整理して、「このくらいなら毎月継続でいけるな」という額を導き出しました。

無駄遣いしてた分をまわすイメージで、なにかを我慢して捻出するという感じではないです。それだと絶対続かないから。追加分をジュース代にしたのも、カフェで一杯分なら無理のない範囲だから。自分が滅んでしまっては応援もなんもあったもんやないからね。無理ダメ絶対。

今の生活態度を見直すこともできて、結果的に自分のためにもなりました。寄付をはじめて2ヵ月ほどになりますが、買い物する時も金額にかかわらず「これは本当に必要か?」と今まで以上に自分に問いかけるようになって、いい買い物ができるようになったし、かといって無理したりやせ我慢もしてないし、なんというか心の掃除ができたような感じがします。推しに感謝!寄付も自分の生活も、塵も積もればなんとやらです。

支援の輪を広げるSNSの可能性

練習環境が新しくなった契機に、ファンから競技活動の支援金を募るスポーツギフティングサービス「Unlim」に登録した。「スケートはすごくお金がかかるし、正直たいへんな思いもしていました。大学4年生にもなり、アルバイトとかしなきゃいけないと思いますが時間をつくれないですし、僕の活動を通してファンの方に何かいい影響を与えていきたいなと思いました」。支援金は衣装代や振付代、トレーナーの滞在費などに充てたいと考えている。

4years.インタビュー記事より

「スケートは凄くお金がかかるし、小さい頃から家族にも凄く苦しい思いをさせてしまっていた。普通なら今は大学4年生になっていて、今シーズン限りで引退して社会に出て行かないといけない。でも、〝まだ続けたい〟〝もっと成長したい〟という意欲がある」 一時は引退を考えていたが、モチベーションを取り戻して競技続行を決意。「サポートをして頂くだけじゃなく、僕からたくさん発信したい。ファンの方に何かを届けられるような演技をしたい」

スポニチインタビュー記事より

発信したいという気持ち……私はもう充分もらってるよと思います。なによりスケートしてる姿を見せてくれることが一番の発信になってるし、いい影響を与えまくってるから。サポートされてるのはこちら側なんじゃないかなと思う。毎回の演技で心満ちるあたたかい気持ちを届けてくれる本当に素敵なスケーターです。

今回出場したNHK杯の前後、Unlimのリンクをつけて「寄付したよ」「がんばって!」というファンの報告・応援ツイートをいくつか目にしました。そしてそんなツイートで初めてUnlimを知って寄付をしたという人のツイートも見かけたので、地味かもしんないけど、まわりまわってまだ知らない誰かに届くのなら、毎回報告ツイートはしていこうと思いました。いい演技をして「発信」してくれたものを、ファンが拡散して輪を広げることができれば、もうそこにはハッピーしかないですよね。

↑今月の「定期便」を送った後のツイート

↑今月の「ジュース代」を送った後のツイート

一方通行じゃないUnlimの仕組み

Unlimから寄付をする際、一緒にメッセージを送ることができるのもコツコツと小さな額でも寄付を続けたいと思ったきっかけになりました。プレゼントにメッセージを書いた付箋をつけるように、応援やありがとうの言葉を届けられるので、毎回どんな言葉を添えようかなと考えるのも楽しいです(手紙は手紙の良さがあるので出したいですが!)。

寄付とメッセージを送信すると、アスリート側からのお礼メッセージの表示があります。文章と写真だったり動画だったり、アスリートによって内容は違うようですが、メッセージも定期的に更新されるようで。見返りなどこれっぽっちも求めていないけれど、一方通行ではない仕組みはうれしいです。

Unlim参加アスリート・チームはどんどん増えています。あなたが応援したい選手やチームもリストに入ってるかもしれません。

こんな笑顔をたくさん見られますように。寄付されることで気負ったりせず、純粋にスケートが好きという気持ちで元気な姿を氷上で見せてくれたら、それだけでファンは幸せです。

もうあっという間に12月。23日から全日本選手権が始まります。いろんな想いを胸に舞台に上がる草太選手の演技を、しっかりと見届けたいと思います。目指す演技を、想い描くスケートを、やりきれますように。

満知子先生(美穂子先生はじめTeam SOTA)末永くよろしくお願いします!