「無理しないで」ではない、わたしが贈りたいもの
これはあくまで「わたしの信念」なので、絶対正解とも思ってないし、これに沿わない人の考えを否定するつもりもないので、そこだけは誤解しないでもらえたらな、ということを最初に書いておいて、続きを読み進めてもらえたらなと。
スポーツを見るのが好きだ。自分が運動音痴だから、体を自由自在に動かせる人、身体表現できる人を本当に心の底から尊敬しているし応援している。
「選手」と呼ばれる人たちの行うスポーツは、一般の人が行う健康促進のためのスポーツとはちょっと、いやだいぶ違う。限界の先へ向かって壁を乗り越えていく選手たちは体をとかく酷使しがちだ。
それでも私が選手を応援するとき、「無理しないで」という言葉は使いたくないと思っていて、どんな言葉がいいか、応援のメッセージを綴るたびに考えている。
たぶん「無理」をしないと自分の理想や目標にはたどり着かないのだろうと思う。限界突破するには「無理」と上手く付き合っていくことが求められ、どの競技どの選手もこのギリギリのところと戦っているんじゃないかなと。
だから私は「無理しないで」とは言わない。元気で健康で丈夫でいてと祈り、進む道を、やりたいことを、やろうとしていることを、決断したことを全力で「大丈夫だよ」と応援するのみ。選手の(コンディションやメンタル、心身の)ことは、一番近くで見ているコーチやトレーナーさん、ご家族が守ってくださると信じることも含めて見守ること、というのが私の応援スタンスだ。
今年推しを応援するにあたり、かかせない場所となったのがアンリムメンバーシップ。有料会員が参加できる毎月のオンライン交流会は楽しかったし、ファンからの質問への答えを聞いてから観る試合は解像度も上がって、競技そのものの魅力にも改めて気づかされた。
シーズンが始まったら毎月の開催はないと思っていたので、試合直後の開催が発表されたときは驚いた。試合日程の関係で前回から2か月弱空いた11月の交流会で、「いつも交流会楽しみにしているんですけど、いつもの倍、楽しみにしてました!」「(交流会が)今シーズンの原動力にもなっています」と言ってくれて、どれだけファンと繋がれるこの場を大切に思ってくれているか。応援が力になっていること、ファンに自信を与えてくれたようで、画面の前でじんわりしてしまった。応援している側なのに、いつもこちらが励まされていると感じるのは、私だけだろうか。
試合で結果を出すのと比例して、メンバーシップの参加者が増えてきて、交流会初参加の方の驚きと感動の感想を読むと、なんか誇らしくてうれしくなっちゃう。ようこそとお茶を出したくなっちゃう(笑)
メンバーシップは有料会員になればオンライン交流会に参加でき、質問やメッセージを送ることができるうえ、交流会翌日にはフルサイズのアーカイブ配信も見ることができるので、ギフティングのお礼以上の愛を返してもらってる。
無料会員でも後日10分程度のハイライト動画を見ることができるけど(交流会はいつも90分くらい)、このハイライト動画が特に見て欲しいと思ってたところをきっちり残して編集してくれているので、有料会員でも見ちゃう優良ハイライトです。フィギュアスケート好きな人はもちろん、スポーツ選手の思考とかメンタルとか生態に興味がある人すべてに見てもらいたいな。
そんなアンリム運営さんの丁寧なお仕事ぶりも、会員数増の一助になってると思う。LINEの友だちもぐんぐん増えてる!
夢のひとつである世界選手権の出場を掴み取った2022年。交流会で繰り返し感謝の言葉を伝えてくれたこと、伝えられたこと。双方からのありがとうに包まれた交流会のあたたかい空間が、ファンの応援のひとつひとつが、厳しい練習や試合で背中を押す力になってたなら、これ以上幸せなことはないよ。
喜びも悔しさも分かち合える交流会。メンバーシップなだけあって、世界へ漕ぎ出す船の船員になれたようで、今年新しい景色をたくさん見せてもらえてドキドキしたし、とにかくうれしかった。それは自分だけの世界では見られない景色だから。来年どんな景色が見られるのか楽しみだ!
2022年、たくさん応援させてくれて、ありがとう!
2023年も強くて美しい姿が見られること楽しみにしています。
応援を力に、夢に向かって。
きっともっと強くなれると信じて、2023年も応援の言葉を探して考えて届けたい。
大丈夫、できるよ。