はじめて職業「サポーター」になった日［番外編7-1］
職業を尋ねられると、つい「サポーター」と答えたくなる人はたくさんいるはず。
そんな冗談がガチになった。
2017年10月11日
ACL準決勝の結果を待たずして決勝アウェイの観戦ツアー募集がなされた。
順当に勝ち進んだ場合、対戦相手がサウジアラビアのアル・ヒラルになる可能性が高い。
当時のサウジへの入国は厳しく制限されていて、日本人にとっては世界一入国するのが難しい国などとも言われていた。
ビザの手続きに時間を要する関係で募集が前倒しになったのだ。
そのちょうど10年前のACL決勝アウェイ。仕事の都合がどうしてもつかず、観戦を断念したことが頭の片隅に後悔としてずっとあった。
なんとしても今回こそは行きたい。
ビザの問題があるので、今回はオフィシャルツアーで申し込まないと観戦には行けないとのこと。
当時のオフィシャルHPのリリース。
チャーター便と定期便のツアーが用意された。
募集告知が出たのが10月11日。チャーター便のツアーの申し込み締め切りが翌々日の13日と極端に短い。
チャーター便のほうが仕事に穴を開ける時間が少なくて済むし、1機丸々サポーターでまとまってサウジへ行き、決勝を迎えるのは気分も上がる。
よし、これで行こう！迷ってる暇はない。
即申し込みをした。
ただし予算の都合上、一番安い往復エコノミーだ。それでもビザ代などを含めると30万近い…
申し込み多数の場合は抽選…
無事決勝へとコマを進めることができれば10年振りの決勝の舞台、そりゃ鼻息荒げる。
申し込んだのは一番倍率が高いであろうエコノミー。
さてどうなるか。もし抽選から漏れても定期便の募集もあるから、と気持ちを落ち着かせる。
10月13日
申し込み確認メールには13日19時までに抽選結果が送られてくると明記されてされていたものの、待てど暮らせど送られてくる気配がない…
19:47
ついにメールが届く。
見事当選！
後に聞いた話では、倍率3倍を越える申し込みだったとか。
まだこの時点で決勝に進めると決まったわけでもないし、HPの注意書きにビザの申請をしても発給されないことがあると明記されている。
道のりは長い。
10月18日
上海上港を2戦合計2-1で破り決勝進出が決まる。
対戦相手も大方の予想通りアル・ヒラルに決定。
10月31日
1通のメール。
リヤドまで遠いぞ…
長いので続きは次回！
本編も是非よろしくお願いいたします！
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