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ナニカガオカシイ…

皆様こんにちわ
RAcING TEAM HYPER代表
藤井愛太です。


追走が終了し二週間ほど経過して
しばらくXの方も音沙汰ありませんでしたが
裏では私、マナトの86セットアップを行なっております。

エビス南までのセット

⭐︎車重を最軽量から1段階重い状態
⭐︎フルパワーの800馬力オーバー。
⭐︎TTi 6速ギア比+
ファイナル 3.7、3.9、4.1、4.3
⭐︎ダウンフォースマシマシのハイグリップ仕様のため前後スリックエア10で統一
⭐︎フロント18インチ、リア19インチ
⭐︎車高F9 R8or7

と言った仕様。
86乗りならわかるかもしれませんが
超ピーキーな仕様です。マイルドさに欠ける上タービンもデカい為高回転の保持がキツい仕様です。次戦のアリネスはコースが大きいのでなんとかなりますがエビス南はちょっと扱いづらいところがありました。

次のアリネスはなんとかなっても
その後のシリーズにも繋がる、根本の問題解決には至ってないためそろそろ本腰入れて進めていきます。


そんな中、やはりなおらないのが、、

角度変化です。

一気に角度をバチッーーンとつけ、旋回するために
クラッチを使ってレブまでぶん回し、
一気にリリースすることで旋回する走りが
あの鋭いフリの鍵。

しかし、現状の問題点である角度変化はこの鬼トラクションが逆に仇となり、旋回中にフロントが逃げる、もしくはハンドル操作が増えて戻りやすくなる、という傾向にあると考えられます。


まずは一度角度変化をなくすべく、
マシンのリセッティング、走りの練習をしていきます。。

まず、マシンの方から。
対処すべきはこの扱いにくいトラクション。
トラコンを抜けばいいだけですが
そうすると過空転増えて旋回スピードが落ちるため、ここはいじりたくありません。

ので、、目をつけたのが…

今更!?と思う方もいるかと思いません。
しかし、私、ここまで感動するレベルで違いが見えたセッティングはありませんでした。

それは、、

エア圧です。

フロントを一気に上げてみました。
このマシン、何気にフロントアンダーが少ない上、グリップで走る時間はほぼない、、
とにかくフロントを転がすためにフロントのエアを上げて振り出しからのふらつき、戻りを軽減することに成功しました。

ちなみに悔しいですがこの時点で車高も前後10mmずつ上げています。

次にクラッチ操作を減らすためのリセッティングに入ります。

しかし。。こればかりはドライバーの技量も必要。

そのためにもちろん用意しました。
練習機。

SL仕様180sxくんです。
ハイパワー車に乗り慣れたせいで
ローグリップ、ノーマル車重のマシンの扱いが下手になっていました。
クラッチを多用しすぎない走りを極めるため
忘れかけていたフェイント進入と
サイドの操作を徹底的にトレーニング。
まだまだ未熟なのでこれは必須科目ですネ


そろそろ慣れてきたところで
この86のセットに入ります。

クラッチを使って角度が安定してから
アクセルオン、これが今までの角度変化の大きな原因でした。

フェイント→サイド→クラッチ→シフトダウン→レブ当て旋回→❌

フェイント→サイド→レブ当て旋回→⭕️

若干付けられる角度も今までに比べて減ってはしまいますが、ARD1で高得点を取るためには早めのアクセルワークが重要と考えられます。

が、、、



進入からアクセルオンまでの流れはいくら完璧でも、アクセルオンと同時にツーンとリアが流れてスピンモードに。

そう、ここで86の弱点、"角度維持"が全くできないという問題にぶち当たるわけです。。

一体なぜ、、、?

車高をもっと上げないといけないのか、、
バネレートなのか、、
はたまたタイヤという振り出しに戻るのか、、


ナニカガオカシイ。

ナニカガオカシイ。

ますますわからなくなってきましたが
11月月初まで時間がありません。。

またあのお方の力を借りるしかないのか、、、

マナトの研究は続く、、、

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