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EP.1
第一話:愛太の人生=結果と失敗の連続
私自身、今年で20歳。すごい経歴があるわけではないですし、今だに逃げたいことだらけの人生です。
まぁ第一話としてマナトがARD1に出る意味なんてもんを記していこうかな。基本日記は続かないタイプだけど。
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求められる結果、繰り返す失敗
1:チーム作り
いまだに満足いくチームってなんだろうって毎日模索してます。本物のレース現場というものを映像業を通して何度も見てきた自分にとって
ARでそれはできないのかって考えたり
プロってものを追い続けてやってるつもりです。
だけどそこには自分の時間とチームの人材と
自分が作るチームのナカミが重要と考えます。
今年からKOSUMOさんを迎え入れておりますが
彼のすごいところはとにかく素直。
文字でのやり取りでも伝わってきます。笑
あれやろう!といって今一番成功してるのは
写真作成かな。映像を得意とする自分ですが
正直ロゴを使ったあの写真作り、自分にはできないかな。
だけどKOSUMOさん自身もしっかりチームとしての結果を追い求めてくれるし、自分のやりたいように羽を広げてくれていて僕としてもいい人間を選べたなと思っています(偉そう?笑)
一人じゃできないことばかりのことを今まで一人でやって失敗してたから
"誰かに頼る"ってことをひたすらやること。
これは正直結果に一番必要なことだと思う。
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2:硬すぎる頭
ここからは俺の話。飽きたら消すことだね。
これは今俺の中でいちばんの悩み。
結果を出すためにはこれが一番邪魔になる。
聞く・話す・動かすという3つの働きが
おそらくARD1で結果を出す秘訣。
俺にとってはね。
実は今回の名阪からセットアップをレイリーさんにお願いしている。
まずは理想の走らせ方を聞き
自分のマシン・走りの課題を聞き
言われた通りに体・クルマを動かす
これはシンプルで簡単に聞こえるかもしれないが
俺は3年でようやく身につけた
なぜならレイリーさんのような人と巡り会うということを避けていたからだ。
そう、入り口を自分で塞いでいた。
これは1番の失敗で先にも話した通り
全部自分でやろうとしてたという失敗である。
けど頭のネジをぶっ飛ばして峠を走りまくり
いざ競技になると技術者からあれこれを盗む。
時間があればAR
暇があれば他の選手を観察。
こんだけ自分以外の人にフニャフニャにされた脳みそがいままで足りてなかった。
おそらく今回の4位という結果に大きく直結したのがこの柔らかくなった脳みそだと思う。
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4位ってどうなの?
ARD1に3年出て4位という成績。
細かく覚えていないが
SLの追走トーナメントでBEST4敗退が過去自分の最高順位。だったよね?笑
実は心の底からやっとここまで上がってこれたという達成感があって正直浮き足立ってる。
けどいざ本心になると
こんだけやってやっと4位かよと笑
どんなプロの世界でも3年やって4位って
クビ確定レベル。それも俺自身の技術での負けばかり。尚更だ。
そう、達成感の裏にもっと上にいかないといけないというプレッシャーもある。
だからかまだまだ走り込まなないといけないし
まだまだ詰めるべきところは山ほどある。
目指すは単走1位以上の
誰もが見てかっけぇと思うような走り。
それが今まで携わっていただいた
スポンサー様、チーム、そして何より審査員の方々への恩返しだと思う。
4位という結果ははじまりに過ぎない。
悔しさと嬉しさは明日のバネ。
もっと上を目指すべき男へ。笑
ARD1に出る理由
それは簡単。一つやりきって
みんなに感謝をすること。
結果が出せないならとっととやめて
違う形で感謝を伝えたい。
これが本心。
この界隈には←(あんまりこの言葉好きじゃない)
俺の人生にはなかった新しい刺激をもらった。
何か一つやり遂げたい。
中途半端な人生に釘を刺してくれた。
俺自身の甘えはもういらないはず。
数少ない時間と人間関係を
大事にしたい。
その願望はすべてここにありました。
やってやろうって気持ちです。
よし!今日は早く寝ましょう!