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帰国直前メンタル阿鼻叫喚
いよいよ明後日には日本に帰る飛行機に乗れることになった。先週の水曜日から今日までたったの4日間。いやー、長い道のりでした。
先週の火曜日は私の誕生日。職場の上司に素敵レストランでランチをご馳走になって、仕事が終わって家に帰れば夫からの”満月のビーチで待ってます”なんて、ハートを射抜かれる素敵サプライズ。大満足で、明日から真剣にダイエットしようと思いながら眠りについて、起きたらお腹の調子が悪い。ビーチで夜風に当たってワイン一本空けたからかなー。
考えているうちに、昨日ランチに連れて行ってくれた上司から、「コロナ陽性になった」と電話がかかってくる。彼女はその前の週、1週間のクルーズに行って帰ってきたばかりで、どうやらそこで感染したらしい。
え?もしかして私も感染した?デザートのケーキ、シェアしちゃったけど?
そういえば喉が痛いような気がする。陽性だったら日本に帰れない。そうしたら甥っ子も連れて来られないし、彼の夏休みが台無しに。
いや、でも感染して次の日に症状出る?きっとお腹冷やして風邪っぽくなっただけだってー。
もうもう、まずまずのパニック。とりあえず、得意な戦法、お大事作戦を取ることにして、困った時のAirborne(ビタミンCがメインの錠剤で、水に溶かしてシュワシュワしたのを飲む)を買ってきて、昼寝からの夕食食べて早寝。ちなみに夕食はカレーライス。お腹痛いのにどうかと思ったけど、食べたさに勝てませんでした。
次の日、コロナ陽性の上司が休むと、私はどうしても休めない。自宅で簡単にできる簡易テストでは陰性だけど、お腹も喉もいまひとつ。私の住んでいるフロリダでは、もうマスクをしている人はほぼいないけれども、その日はマスクで完全防備、終始うつむきかげんで内心テンパりながら仕事。朝晩Airborne飲んで、昨日の残り物のカレーライスを食べ、あつ森をしようとフェイスタイムしてきた甥っ子には、疲れて頭が痛いと嘘をついて10時に就寝。
金曜日、特に症状はないけど、来たるPCR検査のことを考えるともう半泣き。そして肝心のPCR検査をどこでどうやって受けるか調べ始めたら、これまたよくわからなくてパニック。夕食(メキシコレストランのテイクアウト)の後、友達にもらった完熟マンゴーを2個まるまる食べて、10時に就寝。
土曜日、友達グループでブランチ。先週の私の宣言を受け、「ダイエットどう?」って聞いてくれたけれども、こちとらそれどころではないのよ。
その後薬局にPCR検査を受けに行く。
心臓バクバク。ドライブスルーで自分で自分の鼻に綿棒を入れるスタイル。その後、マイク越しに薬局のお姉さんに、今回の検査は日本帰国のためであること、陰性証明が必要であること(単ににテキストメッセージで結果が送られてくるような説明だったので)を訴えるが、お姉さんには全く響いていない様子。ポカーンとされてしまう。しかも結果が来るのが月曜日か火曜日。いやいや間に合いませんからー! 夜は餃子パーティー。という名の餃子食べまくり夕食。タイムリーに、ちょうど日本から帰ってきた友人が連絡をくれて、彼女から、PCR検査をしてくれて、1時間後には結果が出て、日本入国用の書類も用意してくれるという神様のようなクリニックの情報をゲット!私ついてる!陽性じゃなければ!
そして今日。
クリニックで検査して、陰性だったときは思わず大きなガッツポーズがでたね。肩の荷が降りるとはまさにこのこと。喉も痛くない、お腹も痛くない。くら寿司でお祝いして、帰ってきてビールで乾杯。
しっかり食べてしっかり寝てヤクルトもAirborneも飲んで、私は元気。
自分史上最高体重で、日本に帰るぞー!