とある女子大生が送る、社会人になる前に身につけておくべき思考法#マーケティング②
前回から始めた社会人になるまでに身に付けたい、マーケティングの基礎知識編
今回は分析の次に行う、立案フェーズについてまとめたいと思います。
立案フェーズではまず、対象とする顧客を選定し、自分たちの商品の魅力がどこにあるのかを考える必要があります。順を追って説明していきます。
First:セグメンテーション・・・市場を適切な切り口によって分類すること
セグメンテーションの際に主に使われる切り口は以下の4つ(BtoC向け)
1.人口動態変数(例:年齢・性別)←これは将来予測しやすい
2.地理的変数(例:地方・気候)
3.心理的変数(例:新しい物好き・健康志向)
4.行動変数(例:ヘビーユーザー・ライトユーザー)
BtoBでは組織の規模や業界などで分ける必要があります。私は案外、セグメントのフェーズは頭の中で適当に処理しがちな部分だったかも。。。
Second:ターゲティング・・・セグメントした領域のうち、自分たちの狙うポジションを定めること
ターゲティングの評価基準に6Rというものがあります。
Realistic scale 市場規模/Rate of growth 成長性/Rival 競合状況
Rank 優先順位/Reach 到達可能性/Response 反応の測定可能性
特に上段落の市場規模・成長性・競合状況が最も重要です。これらは分析段階でも意識しておく必要がありますし、常に頭の中に置いておくべきキーワードでしょう。
Third:ポジショニング・・・競合と差別化して、自社の魅力を顧客の頭にユニークに身につける非常に大切なフェーズ
ポジョニングを行う際、訴求ポイントを2つに絞りポジショニングマップを作ってみることが大切です。
例えばセブンイレブンのコーヒーの場合は、訴求ポイント①を即購入できることとし、訴求ポイント②をコストパフォーマンスの良さとして売り出して成功しています。軸の決め方は以下の3点を参考にしましょう。
1.自社商品の特徴を洗い出す
2.顧客ニーズに訴求するもの
3.競合との差をつける
顧客にポジショニングマップが伝わらないことが多いことを前提に、顧客の共感を得られて、競合との差別化がつく軸を選ぶことが大切です。最後に、⑴これって誰のためなのか⑵これの何がいいのか⑶これはわかりやすいのか⑷これまでと矛盾しないか を確認して明確かつ価値のあるポジショニングマップを設定しましょう。
言葉でまとめたもののいざ、考えようとすると難しい。次回はマーケティング最終編!展開(マーケティングミックス)についてまとめていきたいと思います〜
おまけ:Amazon studentに今更ながら登録したら、半端なく便利すぎて勉強時間が減ってしまった!笑 皆さん、大学生のうちまでに登録・やっておいた方がいいこととかあればコメントください笑