タロットの勉強をしていると「四大元素」という言葉を耳にした事があると思います。 西欧の思想として重要なもので、タロットはこの考えに基づいた発想や絵柄がたくさんあります。 タロットの意味を理解するなら、覚えて欲しい言葉です。 タロットだけでなく、ファンタジーな物語の中でも見聞きしている言葉ですよね。 あと、この「四大元素」と並んで目にする事が多いと思われる言葉に 「五行説」があります。 タロット講座で「四大元素」の話しをすると「五行説」について聞かれることも多いので、両方
バチカンとはバチカン市国のことで、世界最小の国でキリスト教カトリックの総本山、ということは学校で習っているかと思いますが 「そんなの忘れた」 という方も多いですので簡単に記しておきます。 まず場所ですが、イタリアはローマの街中にあります。 一国の首都の中に、違う国が存在するのです。 想像しにくければ、東京の中にある公園か施設のひとつが外国だったら?と考えてみてください。 国というには小さな面積であってもそこに小さな外国がある。 バチカンは、そんな存在です。 ただ、カトリッ
ファンタジーなゲームやマンガの題材に使われていたり、アニメなどにもなっているので名前くらいは聞いたことがある方も多いでしょう。 でも、名前くらいしか知らない、という方がほとんどだと思います。 そこで、今回はアーサー王伝説について解説したいと思います。 そもそもは、実在の人物ではありません。 歴史の中で、本物の「アーサー王の功績」があるわけではありません。 伝説が様々な形で広がり、人気を得て更に話しが広がっていったもの。 文字通り、諸説あります。 登場人物の名前や活躍の内
日本神話よりも、有名かもしれません。 神々や英雄たちの活躍、恋。 ゼウスの浮気三昧。 星々の逸話。 有名なエピソードが沢山ありますが、その詳しい内容となるとちゃんとは知られていないかもしれません。 講座で話していても 「聞いた事、あるような?ないような?」 という反応が多いです。 ちゃんと語ると長くなってしまってキリが無いのでごく簡単に紹介します。 まずは、神々の誕生について。 後に神々を統べる天空の神・ゼウスは兄弟姉妹の中では末っ子として産まれます。 彼らの父・クロノ
北欧神話はご存じですか? 最近ではゲームなどのファンタジーな世界観に使われているので、名前くらいなら聞いた事がある人も多いのではないでしょうか? ヨーロッパの北の方。 いわゆるバイキングと呼ばれる人達の神話です。 「神々の黄昏」 「宇宙樹」 「ワルキューレ」 などはこの神話の世界観です。 多神教であるのはギリシャ神話などと同じなのですが、もうちょっと勇壮なイメージになりますかね。 最初から書くと長くなるので、話しは絞りますね。 神々と巨人族と呼ばれる種族との戦いがある
ギルガメッシュ叙事詩 だいたい五千年ほど前のメソポタミアの物語です。 歴史の授業で、チグリス・ユーフラテス川とか習ったのを覚えていますか? ザックリ言ってしまえば、あの辺りの物語です。 現代の日本人には縁遠い物語だと思われるかもしれませんが、有名なお話の元になっている部分や、意外にも現代に通じる感覚もあったりして面白いですよ。 あらすじと解説をしていきます。 ウルクという国に、ギルガメッシュと言う名の王がいました。 彼は三分の一が人間で、三分の二が神という存在でした。
予言と預言と占い ちょっと妖しいタイトルになりましたが、この辺りを混同している方も多いので、ちゃんと整理してみようと思います。 占いをやっている、と言うと 「何か悪い未来を当てられたら怖い!」 というような事をよく言われます。 でも、それは違います。 占いは予言ではないので、そもそも当てるためのものではないのです。 ちょっと、その違いを見ていきましょう。 まず、予言とは、予め用意されている言葉。 ナウシカで 「その者、青き衣をまといて…」 というアレです。 誰かが、