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#74 花奏 かたむけるかたち 2022/9/21

花奏

〈花材〉
 ・尾花
 ・コスモス
 ・パープルプリンス(千日紅の葉): 千日紅の葉にしては大きいような…?
 ・千日紅
 ・フジハカマ
・花奏は花器(丸水盤)の置き方が決まっている。4つの足を2つの足が正面を向くように置く。
・剣山は左奥・手前右は足の真上に置き、手前左は剣山ノ右端が足の上にくるように置く。
・花の挿し位置は必ず剣山の中心から少し外側。
・挿し位置の三角形、役枝の頂点をむずんだ三角形が重要。
・役枝の位置は盛花のように決まっておらず、どこからでも良い。
・役枝は中心に向かって挿し、それぞれの角度が似通わないようにする。
・役枝の先端は花器の縁の円と花器の縁から花器の高さ分離れた円上に位置する。
・役枝は挿し位置から対角線上(花器の半分より反対側)を目指して挿すと良い。
・足元の中間枝は長くても花器の高さ分くらいしか外に出さない。
・足元の中間枝はそれぞれの間に空間を必ず開ける。
・足元の中間枝は葉の数や向き、高低差をつけ、それぞれ違う雰囲気にする。

かたむけるかたち(ひびき)

〈花材〉
 ・野いばら
 ・白菊(アナスターシア)
 ・セロシア
・主枝の野いばらは枝を剪定する。⇒主枝の真ん中くらいの枝を残したの褒められた◎ ない場合は後から挿す位置。
・中間枝の野いばらは後ろに引きすぎず、中心側にぐっと寄せる。
・客枝の白菊と中間枝の白菊は中心線に寄せるが、寄せすぎて縦に一直線にはしない。
・セロシアで赤色を足す。小さく少なめなので、色々なところから挿すが、後ろに弾くなど散らばらせすぎない。
・足元から野いばらを主枝の1/4の長さを挿す。

思ったこと・感じたこと

2回目の花奏だったが、役枝の傾け具合や頂点の三角形の大きさを作るのが難しかった。中間枝は葉の枚数や高さに違いをつけ、ペタッとした印象にならないよう意識することでボリューム感や雰囲気に違いを出せ、前回よりうまくできた。
かたむけるかたちのイメージを忘れていてもどる枝の雰囲気が間違っていたが、主枝の枝の作り方(枝の切り捨て)は褒められた!

秋の七草は「オオキナハカマハク」と覚えるといいそう。
オ: 尾花(薄)
オ: 女郎花(オミナエシ)
キ: 桔梗
ナ: 撫子
ハカマ: 藤袴
ハ: 萩
ク: 葛

ついにお免状が届いた!これまで”認許”だったので初めての”許状”。そして手帳も。
どこの階級を目指して頑張るということを意識したことはなかったけれど、全国どこでもこの手帳は共通で使えると聞くと、水戸黄門の紋所みたいな強いカードを手にした気分。
先生からは故工藤先生の花集をいただきました。私がいけばなを始める少し前まで数多くの作品を世に生み出していた素晴らしい先生の作品が集まっていから何か参考になるだろう、と。お花の組み合わせや見せ方など今の時点では読み取れないことがたくさんあるのだろうなと、これからまだまだ多くの花型を学びながら読み方が変わるのだろうなと、大事にしていきます。




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