憎らしいほど

感情に寄り添うかのようなどこか優しさを感じてしまった昨日の悪天候から

今日は嘲笑うかのような、憎らしいほどの晴天で


当事者でないわたしが悲しむべきではないと、本人が1番辛いのだから、歯を食いしばるような気持ちで今まで頑張ってきたのだから、わたしが悲しんでしまうとそれすら全てどこか否定してしまうようで。

だからわたしはいつも通り、前を向いて、にこにこ笑顔で今日も、これからも精進して頑張ろうと。



正直いってわたしは人生ことが全て上手くいくタイプではなくて、段審査で1人だけ落ちて、1人だけすっぽり番号がなくて、あとから入った子達はみんな受かってて。

番号がない事が信じられなくてなんどもなんども紙を見直したけれどなくて。

あの時の動悸は今でも覚えてる。


状況が全く理解出来ず、ただただ立ち尽くす私に母は、

「貴方は人一倍努力しなければいけない人間なんだ、みんなと同じじゃだめなんだ。悔しくないのか。」
「みっともない、恥ずかしい。」と言い放った

もう全て辞めてしまい気持ちになった。
けど辞めたらもう全部崩れ落ちてしまうかのような気持ちになった。


恥ずかしい気持ちにさせないように、人一倍努力しなければいけないんだって心に一生消えないタトゥーを背中に刻まれたようだった。


でも今考えてみると、あの時の自分はよりそって欲しかったのかなとも思う。

だから尚更今までを全て否定されてしまったかのようで悲しかった。


だからわたしはずっと味方でいたい。

自分自身を責めてしまう時、自分の敵は自分一人で充分じゃないか。味方がいないと。


だから尚更あの時の自分がどうして欲しかったのか考えて行きたいと思った。


今は自分の頑張りを全否定してしまうのかもしれないけれど、いつか頑張ったからこそだと思える日がくるまで、私がその気持ちを大切に握りしめさせてほしいなと。

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