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アフリカ人は、なに食べてるの?
手で食べる
地元の食事を食べるときは基本手づかみですね。でもしっかり手を洗う習慣あります。
レストランによっては、着席したまま手洗いできます。適温のお湯をポットにいれて、石鹸とオケも持ってきてくれ、1人1人石鹸を差し出され、お湯を注いでくれます。超VIPサービスに、その時だけ王様気分です。
主食は味のないマッシュポテト「パップ」
日本でいう「お米」にあたるものが、アフリカにもあります。名前は「パップ」。色も形も、味のないマッシュポテトみたいな感じです。
パップは、トウモロコシやイモなどの粉を鍋に入れて、水と混ぜて作ります。市場にはズタ袋に入れた大きなパップが、並んでいます。お米の俵と同じですね。
食事の時は、パップと一緒に野菜や肉などのおかずを手で上手につかんで食べます。
この主食は、呼び名が色々ありまして、パップは南アフリカの呼び名。他に
「ウガリ」ー東アフリカ(ケニア・タンザニア)
「シマ」 ー南部アフリカ(ザンビア・マラウィ)
「ポショ」ー東アフリカ(ウガンダ)
「フーフー」ー西アフリカ
「サザ」ー南部アフリカ(ジンバブエ)
なんでこんなに呼び方が違うのかは、謎です。名前がかすりもしてないですよね。
鶏肉はビレッジORブロイラー
日本に住んでいると、やわらかいお肉のチキンに慣れています。
アフリカではその種のチキンは「ブロイラー」と呼ばれ、「偽物感」がその響きの中に隠されています。
なぜなら、ブロイラーとは、放し飼いで育った鶏でなく、一生涯を狭いゲージで過ごし、えさをたっぷりと与えられて育つからです。それゆえ、あんなに柔らかい肉質なんですよね。
オリの中で与えられた餌を食べて、ぶくぶく太った鳥の肉「ブロイラー」ではなく、空き地で放し飼いにされ、自分で餌を探して元気に育った鳥の肉をアフリカ人は好み、「ビレッジチキン」と呼ばれています。
レストランで「ビレッジORブロイラー?」と聞かれるくらい、浸透しています。
さて、肉質はどれだけ違うのかというと、ぜーーーーんぜん!違います!!
時々「ブロイラーは肉じゃない」と頑なに食べない現地人がいますが、その気持ちがわかるくらい!
ビレッジチキンは人間に例えるなら野生児のごとく野山をかけめぐる少年、または武井壮みたいな感じです。肉質は、硬くて、噛み応えがあります。
ビレッジ信者のアフリカ人が、日本のコンビニのパックされた「サラダチキン」を見たら卒倒するかもしれません。。
南アで人気の「ブラアイ」
南アフリカで人気なのが「Braai」と呼べれている「バーベキュー」。肉が大好きな南ア人は、週末になると、お庭や外でジュージューお肉を焼いて、ビールを飲んでワイワイします。
南米ブラジルもバーベキュー文化があります。陽気な国はいいですね。
以上、アフリカの食事事情でした!