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複合的要因

ものごとは全て、複合的にいろんな要因が絡み合っているなと思う。


たとえばいま、ミルで挽いたコーヒー豆をドリップして飲みながらnoteを書いているのは、今日の朝はやく起きて洗濯や家事を終えたからで、

今朝はやく起きられたのは、昨日はやく眠りについたからで、

昨日はやく眠れたのは、おとといの夜中に家のまえの道路で夜間工事をしていて、ちょっと寝不足だったから。

それに加えて、そのときの心の状態とか、体調とか、娘の機嫌とか、天気とか、そんなものにも左右されるから難しい。


だから、毎日はやおきするという目標を立てたけど三日坊主になったり、
こんな風でいたいと思った状態で常にいるのは難しかったり、色々描いたとおりに行動できないこともあるけど、それも仕方ないことかとも思う。


1年ほど前から始めたヨガが、そう考えるきっかけになった。
ヨガを頑張る強いモチベーションがあればなんでもできると思っていた当時の私は、通うインスティテュートで先生が言われたとおり、毎朝の90分のプラクティスをしようと試みたけど、早々に朝はやく起きれなくなって、習慣を続けられない自分に落ち込んだ。

そうすると次の日は、せっかく朝起きれたのに眠くて二度寝してしまったり、他のことをしてしまって、「やらなきゃいけないのに頑張れない自分」が嫌になる。その積み重ねで、日に日にアーサナプラクティスは苦痛なものになっていってしまう。

ちょっと体が重たくてヨガのアーサナプラクティスができないけれど、ヨガ哲学にすごく興味が湧く日があれば、「スワディヤーヤ(ヨガの経典の学習)」を実践したり、本を読む日にすればいい。
そうしたら、そこからの学びが自分の心を動かしてくれて、次の日は集中してアーサナプラクティスができるかもしれない。

眠い日は無理に起きずに寝たらいいし、他のことが気になるときはそっちを先に進めたらいい。そんな考え方をするようになった今、90分のプラクティスをする日は多くないけれど、太陽礼拝だけは毎日の習慣になるくらいヨガが身近で日常のものになった。(だって5分あればできるからね😉)

それが1ヶ月くらい続くと、今度はプラクティスの質を求めて、毎朝30分のリアルタイムオンライン講座を受けたいと思うようになる。
今までも知っていたサービスなのに、自分に必要なタイミングになったら急に目に止まるから不思議。

できる要因はもちろん、できない要因だっていくつもある。
朝早起きすれば全てが変わると思ってたけど、他にもたくさん要因があるのだから、何かを習慣化したり変えていくのって、そんなに単純な話ではないと、1年かけてようやく気づいた。


そして、この要因は多ければ多いほど人生はおもしろくなっていく気がする。

だから今日も、目の前にあることや心が赴くものに対して、
なるべく精一杯のエネルギーで向き合うことで、新しい発見とか出会いの多い、可能性を広げる1日にしたい。
今の私に必要なものは、今の私がちゃんと目ざとく見つけてくれるはず!



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