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【36歳婚活】出会いの数を増やすだけでは不十分?「本当に大切な条件」とは

30代からの恋愛で見直した「本当に大切な条件」とは

前回、「出会いの数を自ら増やす」ことの重要性についてお話ししました。
しかし、出会いの数が増えても、相手が自分の理想の相手かどうかは別問題です。ここで注意したいのが【理想の相手探し】が存在しないユニコーン探しになっていないかです。


自分の理想の条件を棚卸し

相手に求める条件やスタンダードって最近いつ見直しましたか?一番簡単なのは紙に書き出してみることです。
そして、その条件に当てはまるシングル男性がどのくらい存在するのか調べたことはありますか?
たとえば、日本では「未婚×年収600万円以上」の男性は 全体の3.5%前後 と言われています。年収というフィルターを入れただけで、かなりの対象者が減ってしまいますよね。さらに、以下のフィルターを加えるとどうでしょう?

  • 年齢:35~45歳

  • 結婚を希望している

  • 恋愛相手としてお互いに惹かれる

もはや、気が遠くなりそうな現実が待っています。
勘違いしないで欲しいのは、自分が30代後半だから条件を妥協しろって意味じゃないんです。相手に求めている条件が「社会的にみて体裁が良い条件」に惑わされていないかという点をぜひ見直して欲しいんです。


冷静になって周りの雑音を無視し条件を見直した結果

私は30代半ばになり、これまでの「理想の条件」を大きく見直すことにしました。1番の理由は社会的に「良い」とされる条件に縛られていたことに気づいたからです。だから条件の見直しをした時に、本当に今・今後の自分にとって人生のパートナーを探す上で、何が大切かを整理したんです。

私が見直し点

1. 経済力

  • 以前:自分より稼いでいてキャリアアップに積極的な人

  • 見直し後:好きな仕事をしながら、自分の仕事にプライドを持っている人。最低限、借金していたり親のスネをかじったりせず、自立して生活できていればOK

💡 養ってもらう前提をやめ、まずは自分の稼ぐ力を伸ばす方向にシフト。将来養って欲しい時は仕事以外の方法(投資やビジネス)を一緒に考えれば良いと判断。

2. 見た目

  • 以前:身長が低い、太っている、ハゲている人はNG

  • 見直し後:清潔感があり、好感が持てればOK

💡 容姿の加齢による変化を受け入れ、重要視しないことに。どのみち後5年もすれば髪の毛も薄くなるとした時に、表面状の好み=容姿の現在価値に重きを置くのはパートナー選びの優先条件にしておくとのはあまり意味がないと判断。

3. 学歴

  • 以前:大学院卒以上

  • 見直し後:専門性があれば特にこだわらない

💡 学歴がものを言うのは30歳くらいまで。学歴よりも知識や経験の興味深さを優先。ただ学歴に関しては自分とあまりにも方向性が違うと子育ての際に意見の大きな不一致につながる可能性がある為、学業にどれくらい重きを置いているのかは確認する必要あり。

4. 年齢

  • 以前:自分の年齢±2歳

  • 見直し後:世代のギャップが著しくなければ幅広くOK

💡 年齢ではなく、価値観や人生のプランの一致を重視。

5. 人柄

  • 以前:趣味や価値観が合う人。優しくて誠実な人、ユーモアがあって一緒にいて楽しい人、とにかく私に夢中になってくれる人(追い掛ける恋愛はしたくない)、連絡を即レスでくれて2人の関係を優先してくれるけど束縛しない人、同棲した場合も家事は基本半分以上やってくれる人

  • 見直し後:価値観の違いをオープンに話し合える人

💡 コミュニケーション力と柔軟性を重視。


経済力を思い切って条件から外した理由

借金癖がある(住宅ローンなど前向き案借入を除く)、詐欺師など違法なことを職業にしている人、お金の使い方の価値観が全く合わない人などはもちろんNGですが、一般的に相手に求めがちな経済力に関しては、交際相手の条件として最初に除外することにしました。その理由は以下の3つです。

  1. お金があっても不満や不幸を抱える人との生活は難しい

    1. どんなにお金を稼いでいてもその職業を不幸・不満に感じている人とは一緒に家庭を持つ上で幸せにはなれないと過去の恋愛で実感。であれば、稼ぎの額より自分が納得した人生を送っているかどうかの方が一緒に生活する上では重要と考えました。

  2. 自分自身の収入アップに焦点を当てたほうが現実的

    1. ただ、やはりお金はいるもの。だから、これから出会う未知の相手に経済力を求めるよりは自分自身のスキルや収入アップに焦点を当てた方が確実で現実的と考え方を変えました。結果、投資やビジネスを勉強することになり、今につながっています。

  3. 収入のフィルターを外すだけで選択肢が広がる

    1. 未婚×年収600万円以上の男性は3.5%前後と書いたが、反対のことを言えば経済力というフィルターを緩和するだけで、可能性は大きく広がります。今まで年収や職業でNGだと思っていた男性が実はとても気が合うなんてことも。

冷静になって考えた時に経済力はすごくあるけど、仕事が忙しくて2人で過ごす時間がほとんどない人や、仕事が大変すぎてストレスで愚痴ばっかり言っている人とこれから子供を育てたり、30年、40年一緒に生活することを考えると自分には無理だなと気づいたんです。

見た目や学歴も同様に棚卸ししてみた

見た目も年齢を重ねるにつれてある程度はお互い劣化していくものですし、学歴に関しては経済力を相手に求めないのであれば正直そこまでこだわる必要はないわけです。
人柄に関しても20代の頃は1000個くらい色んな条件をもちながら恋愛していましたが(笑)、最終的に2つを最重要条件に置くことにしました。

  • 考えや意見の違いをオープンに話し合えるか

  • 恋愛に求める将来感が大きくずれていないか

なぜなら30代にもなるとお互いにそれ相応の「癖」や「味」はでてくるもの。
自分自身の性格や行動を冷静に観察してみても、「自分って癖がつよいな・・・」と感じる部分が年齢を重ねるとともに増えたと思いませんか・・・?
その一つ一つを吟味して相手を選ぶよりも、そもそもお互いを調整できるコミュニケーション力と柔軟性があるかに重きを置いた方が、長い人生のパートナー探しとしては重要だと感じたからです。


見直し後の成果

でも、お金はもちろんあった方がいいし、「お金がなくても愛があれば!」みたいなキレイ事を言うつもりはありません。その代わり、デート相手のふところ事情を探ることに時間と労力をかけるのではなく、以下の行動に取り組むことにしました。

自分自身のスキルアップに挑戦

  • 資格取得や学位取得などのスキルアップ

  • 投資など資産運用の勉強

  • フリーランスや副業などの収入増加の模索

  • 出費のあり方の見直し

  • 転職や出世などの可能性の模索

私の夫が経済的に貧しいのかというと決してそういう訳ではないんですが、自分自身の経済力を改善したことで、交際相手・結婚相手を探す上で相手の収入や経済力が気にならなくなりました。
結果として、本質的な部分で「相手を知る」ことに時間をかける余裕ができたのです。

相手に求めるより自分でコントロールできることを増やす

いわゆるハイスペック男性を求めることをやめろと言うつもりはありません。本当に自分にとって外せない条件であれば、妥協する必要はないと思います。ただ、社会的にみて体裁の良い条件の男性が、実際に一緒に生活するのに最適かは別の問題だったりします。今後の人生を共にしていくことを想定した場合に、本当に重要な要件なのか見直してみてください。
特に経済力に関しては、まだ出会ったことのない相手に必要以上の高い条件を求めるよりは、自分自身のスキルや収入アップをに取り組む方が確実に自分でコントロールできることが増やした方が安定性だって確保できます。

30代女性だからできること

20代の頃であれば、第一印象で一目惚れした女性を「守ってあげたい!!!」と感じる男性も一定数いるのかもしれません。しかし、男性側も30代や40代になると、転職、独立、親の介護、体力や身体の変化など、様々なライフイベントに直面するものです。だから「結婚相手」となると、見た目の美しさだけではなく、「チーム」として人生の様々な難題を共に支えながら「パートナー」として一緒に乗り越えてくれる相手かどうかといった判断基準が加わります。
男性側も家庭を持つことに不安を感じている人も多いのです。
30代後半女性にはそれを支える・そっと見守ってあげるという大人の対応がオプションとしてもあっていいじゃないかなと思います。
もし自分が男性だったとしたら、自分が転職や独立に挑戦したい時に「なんとかなるから大丈夫!」と支えてくれる女性だったり、万が一のことがあった時にそれを共に乗り越えてくれる相手の方が「結婚相手」として検討しやすいはずです。
そういった「ドン」と構えた姿勢って、自分自身の生活や生き方がある程度安定した30代女性だからこそできる強みなんじゃないかなと思います。


今いいなと感じることが20年後もいいと思えるのか?

すごく羽振りがよくて、いつも高級レストランに連れていてくれる男性がいたとします。デート相手としては、気前が良くて素敵な男性と感じるかもしれません。だけどその気前はデート相手だけなのでしょうか?会社の後輩や友人などに対しても羽振りがいいとすれば、その「羽振りの良さ」は、結婚し財布が同じになると「お金にルーズな人」に変わるんです。だから結婚相手を選ぶ上で重要なのは「いつも高いお店を奢ってくれるか」じゃなくて、「お金の価値観に大きなづれがないか」。
容姿だって同じです。「見た目がかっこいい」を優先事項にしている場合、20年後にその容姿が劣化したときに、好きだと思える何かは残っているのか考えてみてください。

婚活って、ただ単に相手に魅力を感じるボーイフレンドを探すのと違って、これから20年、30年と一緒に生活したいと思える相手なのか、一緒に子育てしたいと思う相手なのかを見極める必要ああるんです。そういった目線で相手に求めるぜ対条件を見直すと、全く違ったリストになるかもしれません。

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