用途によって賢く使い分けよう!論文検索ツール6選!【動画解説】#00034
動画解説
"巨人の肩の上に立つ" この言葉の意味は、先人の積み重ねた発見を活用してさらに発見や発明をすることです。あの有名なアイザック・ニュートンが言った言葉らしいです(進○の巨人のことではありません)。論文検索エンジン(webサイト)のGoogle Scholarのホームページ画面に記載されています。このように、論文を検索することは研究をやる上で必須です。
本動画では、よく使用される論文検索エンジンについて紹介しています。
まずはWeb of Science。これはクラリベイトアナリティクス(旧トムソン・ロイター)が運営する世界最大級の検索エンジンです。人文学から自然科学までありとあらゆる論文が検索できます。
次に紹介するのはScopus。Elsevierが運営する検索エンジンで、Web of Scienceと同様にあらゆる分野の論文が検索できます。これらWeb of ScienceとScopusは有料です。大学などの機関が契約していないとしようできません。
それに対し、無料の検索エンジンはPubmedとGoogle Scholarです。Pubmedはご存知の通り生命科学系、医学系の論文を網羅しています。Google Scholarは本家のGoogleを学術論文の検索に特化させたものです。
上記の検索エンジンは基本的に英語で書かれた論文の検索に使用しますが、日本語で書かれたものに関しては、Google Scholar、CiNii、医中誌webが良いです。CiNiiは無料ですが、医中誌webは有料です(所属大学(機関)が契約)。それぞれの検索エンジンは個性があるので、それらを知って目的とする論文を探しましょう!!
補足・訂正
論文アラート機能について:研究のスピードはすさまじく、毎日、何千もの論文が出版されています。新しい論文についていち早く知りたい人は、論文アラート機能などを使用されてはいかがでしょうか?例えば、Google Scholarでは、キーワードを入力していれば、関連論文が出版されればメールで知らせてくれます。これらを有効活用すれば、論文検索の手間が少なくなるのではないでしょうか。
編集者から
論文検索ツールの種類とそれぞれがどのように異なるのかを分かりやすく表現できたと思います。研究者や大学院生など、論文を書く方にとって何かヒントになればいいと思います!